やまのうち歯科医院の山之内です。
栃木県の虫歯なしの小学生が、2018年度に5割を超えました。
全国平均よりは低いのですが、
予防意識が高くなってきている証拠かと思います。
しかし、一方で
5割を超える学校が、虫歯が10本以上あるなど「口腔(こうくう)崩壊」
と呼ばれる状態の子どもがいるとのことです。
虫歯が見つかっても治療しないケースも多く、
学校側から「家庭の意識が低い」「部活動や塾で受診が後回しになっている」などの声が上がっているそうです。
歯は、再生しない組織の一つです。
治療をしたとしても、欠損した部位を修復するだけです。
虫歯なしの子供が増えてく一方で
虫歯が多い子が増えているのが現状です。
宇都宮では、中学生まで保険治療は無料になっています。
痛みがないからといって、
放っておくと大人になってから苦労することになるかもしれませんよ。
痛みが出る前に治療して予防しましょう。