日本のたばこのパッケージが写真やイラストで喫煙の健康リスクを警告していないのは国際的に遅れているとして、
医療系学会などで作る団体が表示デザインの公募を始めました。
採用作品を国に示して検討を促すとともに、各学会で啓発教材として活用するようです。
公募しているのは日本呼吸器学会、日本小児科学会など30学会が参加する「禁煙推進学術ネットワーク」で、
歯科界からも、日本口腔外科学会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会が参加しています。
たばこの箱は現在、「肺がんの原因の一つとなります」などの警告を面積の30%以上を使って表示することが義務付けられています。
たばこ事業を所管する財務省は、2020年東京五輪に向け面積を50%以上に広げる方針のようですが、
諸外国で見られる傷んだ臓器などの画像表示は「過度に不快感を与えないようにするのが必要」として採用の構えがないようですね。
たしかに、コンビニ等などで臓器のダメージが書かれているタバコが売っていたら、あまり気持ちがいいものではないかもしれませんね。