子供のむし歯の放置

宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

今回は、子供の虫歯の放置について書いていきたいと思います。

詳しい診察や治療が必要(要受診)と判断された千葉県内公立校の小中学生のうち、

約半数が年度内に受診していないとの調査結果がでました。

16年度(一部校は17年度分で代替回答)の歯科検診で「要受診」とされたのは児童生徒全体の約3割になります。

このうち、保護者を通じ同年度末までに受診を確認したのは47・5%で、半数超の52・5%が未受診だそうです。

県によると、県内で拡大が進んだ子ども医療費助成は歯科も対象で、小中学生の1回の窓口負担(保険診療)は最大でも500円。

しかし、今回の調査では「経済的困難」を未受診の要因に挙げた回答も寄せられた様です。

同協会によると、生活上の余裕のなさが保護者の多忙や助成制度の未把握、少額でも治療を先延ばす事態につながるという。

学校歯科検診を長年担当している野崎泰夫副会長は「虫歯の子は以前より減ったが、虫歯がある場合は本数が多い二極化も感じる。

治療に行けない子が生じないよう学校や地域と連携し、例えば近所の高齢者が付き添うような仕組みも整えられれば」とした。

未受診率は小学生で46・5%とやや下がり、中学生では70・1%、特別支援校の児童生徒は60・1%。

中学生で増える理由は部活動で忙しくなったり、保護者との意思疎通が薄くなることも考えられるという。

 

宇都宮では、高校生までの保険治療は0割になっているので、金銭的な問題はないはずです。

忙しくて付き添えないときは、本人だけでの通院が心配なのであれば、ご近所の方や親戚の方を頼るなどをしていただきたいですね。

なかなか都合よく行かないかもしれませんが、お子様の将来のことをお考えであれば、

悪くなる前に受診されることをおすすめします。

大人になったとき、子供の時やっていれば良かったことに、歯科治療や矯正などが非常に多くいらっしゃいます。

(出典:雑誌PRESIDENT(㈱プレジデント社調べ)では、

55歳~59歳では、

1位がスポーツなどで体を鍛えれば良かった。

2位が日頃からよく歩けば良かった

3位は歯の定期検診を受ければ良かった

70歳以上で

1位が歯の定期検診を受ければ良かった

2位が日頃からよく歩けば良かった

3位がスポーツなどで体を鍛えれば良かった

となっています。

体力などは、多少回復する可能性がありますが、

永久歯は、一度失ってしまうと生え変わることがありません。

歯がなくなってから後悔するより、

歯がなくなる前に歯医者に行って悪くならないようにしてきましょう。

 

 

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