歯科Q&A  歯周病はうつるのでしょうか?

宇都宮の歯医者 山之内です。

歯周病は細菌感染です。

細菌によって歯周病が引き起こされます。

では、

歯周病の原因菌はいつ感染するのでしょうか。

お口の中には様々な細菌が住んでいます。

人にとって有益な働きをしてくれる細菌のことを善玉菌と呼び、その代表が乳酸菌です。

逆に人に害を及ぼす細菌のことを悪玉菌と呼び、虫歯菌や歯周病菌がその代表となります。

歯周病菌の中でも病原性の高いものや低いもの、様々な種類の細菌が存在しそれらが密接に関連して歯周病の程度や病原性に影響すると言われています。

これらの細菌がお口の中に確認され始める時期は、1歳半から2歳ごろの歯が生え揃ってくる時期と言われていますが、

ほとんどの歯周病菌は小学生から高校生ぐらいまでに感染定着することがわかってきました。

歯周病菌は乳幼児期のお子さんのお口のなかに定着はしにくいと考えられます。

このため、小学生の頃より歯周病菌の感染定着は始まりますので、

少なくとも歯周病に限ってはその時期から気をつけることが必要です。

 

しかし、虫歯菌も同様に唾液感染しますが、その多くが乳幼児期に母親から感染することが多いので、

虫歯菌だけでなく歯周病菌への感染予防の為にも、小さな頃より箸やスプーンを子供とは別に使用することで、

両親や他人の唾液のついた食べ物を与えないなどの注意が必要なのかもしれません。

また、病原性の高い歯周病菌は18歳以降に感染定着することがわかっています。

このうち家族から移ったと思われるものは半分程度で、その他は夫婦間や他人の唾液から感染したとされています。

そのため、某大学の先生は、異性と付き合うときはラップともっていきなさい。

キスをするときは、感染対策としてラップ越しにキスしましょうとおっしゃいます。

歯周病菌は、空気が嫌いなので歯周病や歯肉炎になっていないと菌の住処がありません。

歯肉炎や歯周炎になっている方が、特に悪さをする歯周病菌の感染してしまうと歯周病のリスクが高くなってしまいます。

ですから、普段からお口の清掃と定期健診をすることをお勧めします。

 

そうそう、昔から歯周病治療にあるある話なのですが、

薬で歯周病を直す、特殊なことを行うことにより改善する、最新の治療などなど私が研修医になる前からよく聞き及んだものです。

これは、製薬会社や論文により、以前の治療より効果があるというものではなく

このようなこととしたらよくなりましたという症例を出し、

しかも、出すのは雑なレントゲンのみや細菌検査などのケースのみ。

精密なレントゲンやお口の中の写真、CTなどでしっかりとした診査診断でなく

オリジナルの診査法にオリジナルの診断基準なので、都合のいいようにすることが可能です。

むし歯で、根しかない歯を何年も虫歯の治療しないで、

歯を抜かないで残すことが出来ましたよ。

とのたまう方がいるのですが、研修医や卒業したての子に対してもこのようなことを講演を行うことがあるので

勘違いして心酔してしまうことがあります。

エビデンスというのは統計です。

この人にこの治療を行ったらうまくいきました。はエビデンスではありません。

10万人に新しい治療を行い、従来の治療より70%優位に改善傾向が認められた。なら問題ないと思われます。

私も新しい治療を行うときには、どの程度改善して術後の問題はどの程度出たかを行い簡単なデータをとります。

この治療の術後は、13%くらいの方に腫れがでますが、以前の治療より改善する傾向が高いとなると

前もって説明し、患者さんの理解がしやすくなります。

治療を行うときは、担当の先生によくご相談の上治療を行いましょうね。

 

歯周病については下記のリンクをクリックしてください。

歯科治療Q&A 歯周病

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