むし歯をほおっておくとどうなるの?

宇都宮兵庫塚町 やまのうち歯科医院の山之内です。

今回は、虫歯や悪くなった歯を放っておくとどうなるのかをニュースや文献をもとに書いてみました。

このようなニュースがありました。

シチリア島で、18歳の女性が体の異常を訴え病院に運ばれました。

それから1週間後、彼女の容体はさらに悪化し、とうとう息を引き取りました。

敗血症を起こしたことが死亡の原因だったのですが、

歯の炎症が肺に転移したことがそもそもの原因でした。

貧困のため彼女には歯の治療をするお金がなく、長い間虫歯を放置していたのです。

イタリアには国のヘルスケアがあり、虫歯の治療もケアに含まれるはずなのですが、

地域によっては州への支払いが必要であったり、私立の歯科が多く、

貧困のために虫歯の治療どころか必要な薬も買う事ができない人が多いのです。

イタリアでは現在約480万人が深刻な貧困状態にあると言われています。

それは、人口の10分の1に値し、彼らは国のヘルスケアに入る事もできず、

さらに食事もろくにできない状態だそうです。

日本には、痛いとか怖いというのが理由で虫歯を放置する人の話をよく聞きますが、

大変な事になる前に歯医者に行くようにしましょう。

今回の例は、

様々な要因が重なって起こったことだと思います。

しかしながら、

歯周病や、根の病気等によって血管に菌が侵入してしまい、菌血症になることがあります。

ちなみに、敗血症は菌が全身に回った状態のことで

菌血症は、菌が血管に侵入した状態のことです。

日本では、特殊な例を除き上記のような重篤化することはまずありえませんが、

虫歯や歯周病菌があるとその菌が血管内に入り

悪さをすることがあります。

 

日本では高齢者の患者で、

定期的に専門的なお口のケアをしていたものの、

原因不明の発熱が継続していた高齢患者さんにたいして、

歯茎の中に埋まっていた小さな根っこを取ったら

発熱が改善した症例もあります。

    

 

元気なうちにしっかりと治療をし、

痛みがないからと言って放置しないほうがいいということが分かりますね。

歯医者が怖いのはわかりますが、悪くなると全身に悪影響が出ることもあります。

たかが歯と侮らないでください。

また、

むし歯や歯周病になるとと歯茎や神経の根の先から血管内に細菌が侵入し、血流にのって全身性の感染症を引き起こします。

お口の中には良い細菌も中には存在します。

無害な細菌と害を及ぼす細菌とのバランスがとても重要です。

加齢や体調の変化、ホルモンのバランスなどにより抵抗力が落ちてくると、

どうしても害を及ぼす細菌の方が優位になり感染を引き起こしやすくなります。

ですから口腔内の細菌を全てなくす必要はありませんし、それは不可能なことです。

どのようにして無害な細菌の割合いを多くするのかが虫歯や歯周病予防のカギとなります。

家で行う効果的な予防方法は、歯ブラシ、糸ようじ、歯間ブラシなどの物理的に行うお口の清掃です。

効果が強すぎるうがい薬や歯磨き粉は合わない方のいらっしゃるので、

使用後にお口が荒れたり味覚障害が出るときは中止してくださいね。

その点、歯ブラシなどの清掃では、薬剤などを使用しないので、

適正な圧で使用すれば心配ありません。

虫歯や歯周病など、痛みが出てしまうと改善するまで時間や期間がかかることがあります。

症状が出る前に歯医者に行ってみてもらいうことがいいかもしれませんね。

むし歯は、ステイホームでは治りません。

痛みがなくなっても治ったわけではありません。

GO TO 歯医者でなおしましょう。

 

乳歯の歯もほおっておくとどうなるのか気になる方は、下記をクリックしてください。

子供のむし歯の放置

 

 

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