やまのうち歯科医院 カウンセリングを行う理由

宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です

今回は、なぜやまのうち歯科医院がカウンセリングを大切にしているかをお話ししたいと思います。

カウンセリングとは、人々が自分自身や他人との関係、個人的な問題、感情、ストレス、不安、うつ病、人生の意味などについて専門家の指導を受けながら、より良い解決策を見つけることを目的としたプロセスです。
一般的に、カウンセリングは、カウンセラーとクライアントの間のプライベートな対話によって実施されます。
カウンセラーは、クライアントが自分自身や自分の問題について感じることを聞き、理解し、尊重し、共感し、サポートします。そして、クライアントが自分自身を理解し、自分の感情を管理し、問題を解決するためのスキルや戦略を開発するための助言や指導を提供します。
カウンセリングは、心理療法、カウンセリング心理学、カウンセリング技術、人間関係、発達心理学などの専門的な知識を必要とする、専門的なサービスです。
カウンセリングは、個人、カップル、家族、グループなどの様々な形態で提供されます。
以上が一般的なカウンセリングです。

やまのうち歯科医院におけるカウンセリングは、患者さんが歯科治療に対して不安や心配を感じる場合に、それを軽減するための相談や説明を行うようにしています。
具体的には、以下のような内容になります。

1.治療内容の説明
歯科医師が、治療の必要性や方法、リスクや副作用、予後などについて患者さんに説明します。これにより、患者さんは治療の内容や流れについて理解し、不安を軽減することができます。

2.患者さんの不安や心配の聞き取り
歯科医師が、患者さんが抱える不安や心配を聞き取ります。患者さんが自分の感情を言語化し、共有することにより、歯科医師は適切なアドバイスやフォローアップを行うことができます。

3.治療の進め方についての相談
患者さんが治療の進め方について悩んでいる場合に、歯科医師がアドバイスを提供します。例えば、治療の優先順位や期間、費用の見積もり、保険適用などについての説明を行います。

4.痛みや不快感に対する配慮
歯科治療は痛みや不快感が伴う場合があります。歯科医師は、患者さんの痛みや不快感を軽減するために、麻酔や鎮痛剤を適切に使用することがあります。
やまのうち歯科医院におけるカウンセリングは、患者さんが治療に対して安心して取り組めるようにするために非常に重要な役割を果たしています。
そのうえで、最善、次善、最良の方法を考え提供するようにしています。
もちろん医学的根拠がある方法内になります。
漫画やドラマで成功率1%の手術を行うというものがありますが、そんな治療はしませんよね。
逆に成功率100%の手術もないと思っています。
手術が成功しても、術後感染やその後急変によって悪化したら手術は成功したが予想外のことが起きてしまったら、本人や家族にとっては成功とは思えないですよね。
カウンセリングは、そのようなリスクも説明して納得して行うことと思います。
理解するというのは困難だと思いますので、納得することが重要かと思います。

歯科治療が自費の説明を行うということを嫌がる方がいらっしゃいます。
医科の疾患に対する医療は、ほとんど健康保険で治療が
賄われています。
内科では診断がすべてで、診断が決まれば治療法が自動的に決まってきます。
その診断内容にすべてがかかっているためゴールがほぼ決まっています。
そのためカウンセリングが必要ありません。
ほぼすべての治療が保険でカバーされており、新しいものも導入され続けています。
例えば、
日本は抗インフルエンザ薬のタミフルが世界消費量の約75%を占めており、
2位の米国の約20%を大きく離してダントツの1位です。
日本では、他の国に比べて圧倒的に多くの抗インフルエンザ薬が処方されているというデータがあります。
歯医者の感覚から言うとそれ保険でカバーされるのというくらい、
これこそ自費なんじゃないかと思うくらい良いものであろうと保険に入ってきます。
この他にも、
抗がん剤も新しいものも、治験を通ったら保険で手に入るようになります。
高額なものが保険に入ろうとして問題になっていたこともありますがそれでも保険になってきます。
命にかかわることですと、仕方がないところもあるのかもしれません。
眼科では眼内レンズです。
白内障で年齢とともにガラスの水晶体が曇ってきます。
それに対して人工的なものを入れてクリアに見えるようにするということなのですが、
これも昔は自費だったのが今では保険でできるようです。
皮膚科では一部、シミ取りをレーザーでやった場合に保険外もあるようですが、
たいていのものは保険でカバーされるという状態です。

こういう環境に慣れている皆さんが、歯科でもほとんど保険で治せると思って来院される方もいらっしゃいます。
国民皆保険制度が完成した1961年から、歯科治療の保険治療に対する現状はほぼ変わりません。
歯科医院の特殊性としてまずは痛いとか腫れたとか欠けたとかというのに対処するばかりで、機能回復やQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上とかが中心で、お口の健康の向上は後回しになってしまっているのが現状になっています。
治療のゴールは、患者さんによって変わってきますますので、診療内容もそれに合わせて変わってきます
治療法、材料、見た目、機能面や費用など選択肢はとても多いのですが、歯科の保険診療は総額が決められているといわれて、60年以上前からできる保険治療内容がほとんど変わっていないため、近年の患者さんの要求に保険治療では応えられないようになっています。
満足できるようなものを求めると保険外の治療ばかりになってしまうのですが、これは今の歯科の保険制度を維持するためには仕方がありません。
やまのうち歯科医院では、良い材料、治療方法を選択し皆さんに提供したいと考えています。
そのため、患者さんに合った治療を選択していただくため、カウンセリングを行い、あなたに合った治療をお勧めしています。
もちろん保険治療でも最善の治療を行うよう努力をさせていただくのですが、その際に使用する機材や治療法、材料に制限がかかってしまうため、提供できる治療に限界が出てきてしまうことがあります。
自費治療を説明するということが、最もいいと思われる治療を提供するために行うことがほとんどです。
技術でカバーできるものは、院長は趣味が仕事なので、技術を習得すればいいのですが、それに付随する材料や機材等スタッフの教育については、考えられていません。
スタッフに講習会に行って、技術を習得したけど患者さんにはいただけないから給料は同じでお願いしますとは言えませんし、そのようなことを行ったらいい人材が来ません。
いい人材が来ないということは、いいスタッフが来ないので患者さんに還元できません。
もちろんいい材料機械があっても、収入がなければ新しいものが買えません。
医師は、患者のために生きるのだという考えだと、良い医師は育ちません。
育てる環境がなければ、無理に決まっています。
どの会社でも同じですよね。
激務を行わせて生き残った社員だけを雇う昔ながらの方法はもうとっくに限界に来ています。
そのようなことをしないためにも、皆さんに少しでも理解してもらうためにカウンセリングを行っています。
丈夫なもの、虫歯の再発リスクが少ないもの、審美的なもの、安全性の高いものなど、機能的なものと様々なニーズに応えることが出来ています。
あなたに合った治療を選択できるために、カウンセリングを行っています。

糖尿病予備軍は、2000万人いるそうですが、歯周病予備軍は、5割程度いるとと言われていますし、虫歯になっても歯医者に行かない方は、4割程度いるといわれています。
お口の中で悩みを抱えるのはもうやめにしましょう。
皆さんのお口の健康をやまのうち歯科医院スタッフ一同願っています。

皆さんが気になる虫歯、なりやすいところはどこか気になる方は下記をクリックしてください。

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