症例紹介

インプラント治療 下奥歯の治療

宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

今回はご高齢の方のインプラントについて話したいと思います。

年を取ったから、インプラントできないと思われているかもしれませんが、

そんなことはありません。

体が健康であれば、いくつになっても行うことは可能です。

ただし、何歳までなら大丈夫で、何歳までならだけという基準はありません。

なかには、50歳過ぎたら健康でもインプラントに問題がなくても

外して入れ歯にしてくださいとおっしゃる先生もいます。

私の考えは、ご本人と家族でお口の管理が出来なくなったら、

上物を外して、インプラント体だけにして、

歯肉に埋めるか、もしくはとってしまうという考えです。

その後、なくなった部分に入れ歯を作り、お口の機能の回復を行いますが

認知症が重症化した方などには、小さい部分入れ歯ですと誤飲してしまう可能性もあるので、

要注意が必要になります。

下記の方は、現在85才ですが、歯ブラシがご自身でできて

家族(私)が、定期的にお口のコントロールを行っているので

インプラントの歯周病にもならず、問題なく現在も使用できています。

今回は、埋めてから7年たって問題ない状態になっています。

しかしながら、インプラントは虫歯になりませんが、

歯周病にはなりますので、必ず定期健診を受けてください。

インプラントは、天然の歯より歯周病になりやすいといわれています。

また、進行した場合条件が天然の歯より悪くなりますので、

場合によっては、再治療になってしまうことがあります。

インプラント治療の利点は、

自分の歯と同様に使用することが出来ます。

他の歯に負担をかけないので、ほかの歯の長期保存になります

欠点は、

外科治療が必要になります

保険治療ではありません

当然一生は持ちません

以上になります。

すべての治療には利点欠点がありますが、治療に対して理解して行う分には問題ありません。

どのような治療でも、言われるままに、何も知らずに治療を受けないでください。

他の歯科医院に行っても、前医で何をしたかわかりませんが前の先生が治療したところを治してくださいといわれても

どこの歯をどのようにしたかわからなければ、こちらも何をしていいかわかなりことがあります。

治療を受ける前に、担当の先生と相談しましょう。

 

 インプラント埋入後

 被せ物が入った後

上記の症例は、向かって左側の奥歯に2本のインプラントを埋めています。

インプラント埋入後、痛みや腫れはありませんでしたが、

糸がチクチクして痛むとのことでした。

一週間後に糸を取り、3か月後にキャップとつけ、

型を採り、被せ物試適して付けました。

治療してから、4か月半かかりました。

治療後は、何度も噛めるようになり、ガムをかむことが習慣なので

よく噛めるようになったそうです。

価格は、インプラント埋入代10万(税込11万円)を2本埋めて

被せ物代20万(税込22万円)がブリッジの為、3本になります。

計 80万円(税込88万円)となりました。

安い買い物ではないので、担当の先生と相談の上決めたほうがいいしょう。

 

 

インプラントも歯周病になります。

気になる方は下記をクリックしてください。

インプラントの歯周病

 

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