症例紹介

奥歯の歯がない時の治療 インプラント治療

宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

今回は、奥歯のインプラントについて書いていきます。

奥歯の歯が虫歯や歯周病などでなくなってしまった。

入れ歯は老けて見られるから、いやだという方は多くいらっしゃいます。

ブリッジの適応にもならず、入れ歯もやりたくないというと

インプラント治療になります。

見栄えだけの問題であれば、目立たない入れ歯という選択肢もあります。

インプラントの欠点として、

外科治療が必要であるという点があります。

外科治療が不可能な方、歯ブラシによる清掃が困難な方は適応症にはならないでしょう。

インプラントは、数ある治療の一つです。

よく考えて治療を受けましょう。

術前

治療後

インプラント治療の前に、お口の環境を整え安定化させるために

歯周病治療と予防治療を行います。

安定したところで、CT撮影を行いあごの骨の状態を精査し問題がなければインプラント治療へ移行となります。

治療時間は、今回は65分程度かかりました。

次の日に症で区と症状確認を行い、一週間程度で糸を取りました。

腫れはなく、痛みは2日ほどあったようですが、痛み止めを服用するほどではないとのことでした。

下顎なので、3か月後確認しインプラントと結合していました。

通常の被せ物と同じく、型取りを採り、試適して完成となります。

今回の治療価格は、骨の造成無料、CT撮影無料、

インプラント埋入は、一本10万円(税込11万円)

被せ物は、一本 20万円(税込22万円)

被せ物は、しっかりとした技工物を作るので

このような価格になります。

3本インプラントを埋めて被せているので、

計 90万円(税込99万円)となりました

 

上の写真のインプラント部のかみ合わせに、丸い色違いのものがあるのは、

ねじ止め式のインプラントにしているため、詰め物で封鎖しています。

なぜねじ止め式にしているかというと、

修理修復しやすくするためでもあり、ご家族やご自分でお口の管理が出来なくなって時に

取り外しをしやすくするためです。

皆さんインプラント後の心配ごとの一つに、病気などで体が不自由になったとき、

インプラントはどうなるのだろうかということがあります。

日本は、長寿社会ですが健康年齢と平均寿命との乖離があります。

栃木県の健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均:2016年)は、

男性 72.12歳   女性 75.73歳 です。

日本の平均寿命は、

男性 79.98歳  女性 87.14歳 です。

体が不自由になったときを考えると、

その時に、冠の部分だけ取り除き、埋まっているところだけにすれば

埋まっているインプラント部の除去をしなくていいかもしれません。

また、除去するのが楽になると考えらえます。

それでは、インプラントは悪いものなのかというと、

天然の歯も虫歯や歯周病になったら抜歯をしますので、

同様に外科処置が必要になります。

インプラントだけが問題になるわけではありません。

ただ、体の負担を考え治療後の修復ややり直しを考えて治療をうけましょうね。

上物がない状態のインプラント

上物がなくなったら、入れ歯を作って噛めるようにしますので

ない状態が続くわけではありません。

最も長持ちする天然の歯が、なくなってしまっているのですから

一生持つものはありません。

ご自身の歯を大切にしていきましょう。

 

インプラントについて気になる方は、下記をクリックしてください。

一本歯がない時の治療 インプラント

 

 

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