症例紹介

インプラント治療 骨がない方のインプラント

宇都宮の歯周病専門医 やまのうち歯科医院の山之内です。

今回は、あごの骨がない部位のインプラントについて書いていきます。

インプラントしたいけど、他医院で骨がないからインプラントできないと言われた。

ということはありませんか?

確かに、骨がないと通常の方法ではインプラントすることはできません。

その場合は、骨がないところにコツ補填材を使用し骨の再生をすることができます。

インプラントと同様で、100%の成功率ではありません。

外科処置が必要になりますが、成功するまでやり直すことができます。

成功率は、下顎ですと通常でも95%以上とかなり成功率は高くなってきました。

当院での開院してからのインプラント生存率は上顎で92%、下顎で100%となっております。(~2018年5月)

もちろん、再治療後の成功率は今のところ100%となっています。

治療後の痛みは個人差はありますが、歯を抜いたのと同様程度と言われます。

入れ歯はしたくないが、おいしく食べられより良い生活を手に入れたい方にいいかもしれません。

 

 

上記の例では、

抜歯したその日のうちにインプラントを埋めた症例です。

頬側には、骨がほとんどないのですが内側に骨があるのでその部位に埋め、

頬側には、骨補填材を使用しました。

 

治療時間は、45分ほどです。

術後の疼痛や腫れは今回はありませんセでした。

インプラントを埋めるのに10万円(オペ代および治療代含めて)

その後、消毒、抜糸を経て、3か月半後にレントゲンで確認し

問題なかったので、歯肉と交通するキャップをつけ、

型取りを行い完成となりました。

完成時に、被せ物代土台代等合わせて20万円(税込23万円)

トータル30万(税込33万円)になります。

骨補填材代やCT撮影代も含めていますので、後で金額が増えることはありません。

やまのうち歯科医院では、治療前に必ず明細書を作ってから治療を始めますので心配しないでください。

100%成功しませんが、患者さんが望めば成功するまで何度でも行いますので、

本人があきらめなければ成功します。

 

今回は、治療中も治療後もスムーズにいきましたので、

埋めてから、被せ物になるまで5か月程度で終了しています。

抜歯と同時に行っているので、

抜いた後、骨が出来るまで待ち、骨が出来てから行うとさらに数か月かかってしまいます。

適応や条件が合えば、抜歯と同時に行うこともできることがあります。

これは、担当の先生とよく相談の上決めてください。

 

インプラントの利点は、

自分の歯に近い形で使用することが出来る

他の歯に負担がかかりにくくできる

 

欠点は、

外科治療が必要になる

ご自身の歯と同様、一生持つものではありません

数十年後、重病になったとき取らなければならなくなる可能性がある(天然歯も同様です)

虫歯になりませんが、歯周病になります

以上が、インプラントについて今回の症例

骨がない時に行うインプラント症例でしたが、

日本人の骨は薄い場合が非常に多いので、

骨の移植は必須になることがほとんどです。

皆さんも、歯周病にならないよう普段からお口のケアと定期健診をしていきましょう。

 

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インプラント治療 奥歯の治療

 

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