コラム
2020年05月08日
ウィルス対策
栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
鶴見大学の花田教授からの緊急提言だそうです。
新型コロナウイルス の実効再生産数を低下させるためには、サンプリングは鼻咽腔ではなく唾液検査が第一選択です。
実効再生産数を低下させるために飛沫感染の原因である唾液腺に由来する唾液のウイルスを殺菌力のある洗口剤で常に失活させることが大切です(洗口剤使用を推奨します)。
受容体のACE2は唾液腺だけでなく口腔粘膜と舌にもありますので舌磨きでウイルスにより死滅した細胞と生きたウイルスを舌磨きで除去することも大切です。
また、歯周病菌などのエンドトキシンによる新型コロナウイルス感染者のサイトカインストームを防止するためにこれまで以上に歯磨きとフロッシング(糸ようじ)を推奨し、歯肉炎のない状態を維持することが大切です。
ウイルス性肺炎に続発する細菌性肺炎を防止するために、歯周病の治療は必須です。
P. gingivalis(歯周病菌の一つ)の増殖抑制のためのアジスロマイシン(抗生物質)の処方は緊急時ですからためらう必要はありません。
歯科医院では従来とはレベルの違う高度な予防歯科(薬剤の局所塗布)でエンドトキシン血症を防止することが大切です。
との意見が挙りました。
これは、1意見に過ぎませんが
実際以下ような投稿があります。
サンフランシスコの臨床医から緊急提言が投稿されました。
彼らはライム病の専門医でスピロヘータ科ボレリア属の細菌に対する長期抗生物質療法を行なっているそうです。
700名の患者のうち一人も新型コロナウイルス に罹患していないそうです。
ライム病の長期抗生物質療法がコロナウイルス 感染を防いでいると彼らは考えています。
つまり細菌性肺炎を抑えれば無症状だということになります。