歯の色が気になる方へ
歯の色が気になる方は読んでみてください。
宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
歯の色が気になる方は、実は非常に多くいらっしゃるようです。
歯の色が気になるせいで、笑った時の写真がないなんて言うこともよく聞く話です。
子供の時の写真が口をつむんだへの字口の写真ばかりで笑った写真が少ないんです。
歯の色が気になって大人になっても大きく笑うことが出来なくなってしまうこともあります。
アンケート調査で、「お口に関する悩みや気になる点は?」という質問では、1位は虫歯で55.3%、2位には歯の色が52.7%と僅差で続き、3位は口臭で44.0%という結果になるなど、意識している口臭よりも歯の色に悩む人のほうが多いという結果になりました。
そんな歯の色を気にする人が増えてきたこともあり、ここ最近ホワイトニングの関心も高まっています。
以前に比べて歯のホワイトニングを専門に行うクリニックも増え、関連グッズも多く発売されていることもあるのか、29.7%の人がすでにホワイトニングを経験したことがあるとのことでした。
試したことがある(試したい)ホワイトニング方法としては、
10代は専用歯ブラシやホワイトニングフロスなどのケアグッズ、
20代はホワイトニング歯磨き粉や歯科での定期的なクリーニング、
30代ではレーザーホワイトニング治療、
40代はビタミン剤やホームホワイトニングキットなど、
年代別でホワイトニング方法が異なるのも特徴的と言えますね。
(調査概要:全国の男女各150人、合計300人にインターネット調査したもの)
年齢別にホワイトニングに差が出てしまうのは仕方がないと思います。
10代のホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングは永久歯が生えたとしても、生えたての為、歯がまだ完成していないことが多いので行うことが出来ないことが多くあります。
そのため、歯ブラシやクリーニング等で行い虫歯や歯周病の予防を行い、歯の成長が安定したところでホワイトニングを行いましょう。
なので、10代は歯科医院で行うホワイトニングは控えたほうがいいでしょう。
歯ブラシ、フロスや歯磨き粉などで着色や虫歯にしないようにして定期検診を行い、虫歯予防することが重要かと思います。
20代以降であれば、虫歯や被せ物が入っていない部位であれば、ホームホワイトニングでもオフィスホワイトニングでも行うことはほぼ可能です。
ただし、妊娠中や授乳中は行わないでくださいね。
薬剤の母乳への影響も考慮して、出産して授乳を終えてから行いましょう。
ホワイトニングには、ウォーキングブリーチ法、ホームホワイトニング法、オフィスホワイトニング法があります。
「ウォーキングブリーチ」とは、歯のホワイトニング法の一種です。
歯科医院で行われる専門的なホワイトニング方法の一つであり、神経がない歯に対して行うことができます、。
ウォーキングブリーチでは、特殊な薬剤を使用して歯の色素を除去します。
歯医者が患者さんの歯の状態を評価し、ホワイトニングの適切な治療計画を立てます。
その後、患者さんは歯科医院にて歯の中に薬剤を入れて、1,2週間ほど経過観察します。
この間、患者さんは通常の日常生活を送ることができます。
ウォーキングブリーチは、オフィスホワイトニングよりも時間がかかる場合がありますが、食事制限がほとんどないので負担が少ないことが多いです。
ただし、治療中痛みが出ることがあるので注意が必要になります。
ホワイトニング治療は個人によって効果や感受性が異なる場合があります。
歯科医師の指導のもと、適切な方法を選択することが重要です。
具体的な治療方法や効果については、担当医と相談してください。
ホームホワイトニングは、歯の色素を薬剤を用いて自宅でホワイトニングする方法です。
歯科医院で行われるオフィスホワイトニングと比べて、自宅で行える手軽な方法です。
一般的なホームホワイトニングの方法は、以下の手順で行われます
歯科医師の指導と診断: ホワイトニングの前に、歯科医師が患者の歯の状態を評価し、ホワイトニングの適切な方法や薬剤を選択します。
また、歯科医師から適切な使い方や注意点についての指導を受けることが重要です。
カスタムフィットトレイの作成: 歯科医師は、患者の歯に合わせたカスタムフィットトレイ(マウスピース)を作成します。
このトレイは、ホワイトニングジェルを均等に歯に適用するために使用されます。
ホワイトニングジェルの使用: カスタムフィットトレイにホワイトニングジェルを適量塗り、トレイを歯に装着します。通常は数時間から数週間にわたって使用されますが、具体的な時間や頻度は歯科医師の指示に従ってください。
定期的なフォローアップ: ホームホワイトニングでは、定期的に歯科医師の診察を受けることが重要です。
歯科医師は、ホワイトニングの進行状況を確認し、必要に応じて調整やアドバイスを行います。
ホームホワイトニングは、自宅で行える利便性がありますが、オフィスホワイトニングほど迅速な結果が得られないことがあります。
また、適切な薬剤の使用や指示に従うことが重要であり、過剰な使用や誤った使い方は歯や歯茎に損傷を与える可能性があるため、注意が必要です。
ホワイトニングの効果やリスクについては、担当歯科医師と相談することをおすすめします。
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるプロフェッショナルなホワイトニング方法です。歯科医師が専用のホワイトニング材料や装置を使用して、患者の歯をより白くするための処置を行います。
一般的に、オフィスホワイトニングは比較的短期間で行われ、通常は1回の診療で終了することができます。
以下は、一般的なオフィスホワイトニングの手順です。
プリトリートメント: 歯科医師は、歯の表面を清掃し、ホワイトニング処置に備えます。
ホワイトニング剤の適用: 歯科医師は、専用のホワイトニング剤を歯の表面に塗布します。
これには過酸化水素やカーバミド過酸化物などの漂白剤が含まれています。
ライトまたはレーザーの照射: 歯科医師は、特定の波長の光やレーザーを使用して、ホワイトニング剤の反応を促進します。
光やレーザーの照射により、ホワイトニング効果が高まるとされています。
プロセスの反復: 上記の手順を数回繰り返すことがあります。
ホワイトニングの進行状況や患者の希望に応じて、追加の処置が行われることがあります。
オフィスホワイトニングは、ホワイトニングの効果が速やかに現れるため、即効性があります。
また、歯科医師が処置を行うため、専門的な技術と知識が活かされます。
ただし、個人によってホワイトニングの効果や感受性は異なるため、歯科医師の指導のもとで適切な方法を選択することが重要です。
歯の色が気になる方は担当の先生に相談してみてください。
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