症例紹介

40代女性 「上の前歯の歯並びと歯周病が気になる」 歯周病、矯正治療の症例

栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

40代女性 「上の前歯の歯並びと歯周病が気になる」 歯周病、矯正治療の症例

 

    

   術前          術後

ケースタイトル 40代女性

「上の前歯の歯並びと歯周病が気になる」

歯周病、矯正治療の症例

年齢・性別 40代女性
ご相談内容 「数年前から歯肉から出血していたが痛みもなかったので様子見ていたが、最近歯が揺れてきて心配になり当院へご相談に来れれました。

歯周病と歯並びが特に気になり、だんだん歯が揺れてきて進行して歯が抜けないか心配になり来院されました。

カウンセリング・診断結果 診察したところ、全体にわたって歯肉の炎症による発赤と腫脹が認められ、全体的に歯周病の進行が認められました。

歯並びも上下とも凸凹して特に前歯が著明でした。

診断結果は、広範型慢性歯周炎 ステージⅡ グレードBです。

大きな虫歯はありませんでした。

行ったご提案・治療内容 歯周病は、歯周炎とも言います。歯肉の炎症から始まるので痛みも少なく気づかず進行してしまうことが多い疾患です。炎症の改善と組織の改善を図るため歯周病の治療をしっかり行います。

本症例では、患者様のご希望に沿って、炎症をある程度改善させた後、気になる部位の部分矯正を行うこととなりました。

術後の経過・現在の様子 術後の経過は良好で、現在も定期的なメインテナンスで通院されています。

 

治療期間 約8か月
治療回数 12回
総額治療費の目安 歯周病治療 保険適用

部分矯正 計15万5500円

治療のリスクについて 歯周病は、歯を支えている骨が吸収する病気なので治療後歯肉が引き締まり知覚過敏や隙間が生じる可能性があります。

これは、悪化したのではなく本来の状態になっただけですのでご了承ください。また、メンテナンスを行わないと、後戻りや歯周病が再発し進行することがあります。

やまのうち歯科医院 

院長より

「歯周病を治したい」とのご希望は、非常に多いご相談の1つです。

男女問わず、世界で最も罹患している病気が歯周病です。歯周病が進行することにより隙間が空き見栄えも悪くなります。

歯並びが悪いと磨きずらく歯周病や虫歯になりやすくもなります。しっかりと磨くことができないと、さらに増悪してしまいます。

歯周病が進行すると、歯が揺れているため、しっかりと噛むこともできず、やわらかいもが中心となり、栄養不足により、お口の筋力から全身の筋力低下になりかねません。

そうなる前に、一度歯医者に相談してみませんか?

気になる方は一度ご相談ください。

 

 

    

歯周病により、歯肉の退縮が全顎にわたり認められます。

 

     

治療後に歯肉が引き締まり向かって右上の真ん中の歯肉の改善を認めます。

 

全顎的に歯肉の炎症と歯並びの不整を認められます。

 

     

 

本症例では、痛みはありませんでしたが、矯正治療中に痛みがあることがにあります。

    

 

歯肉の炎症は改善し、歯肉の下がりも改善したものの歯肉の裏打ちなので、今後注意深く見ることが必要になります。

 

 

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