歯医者
歯周病
2025年01月07日
進行がはやい歯周病について
進行が速い歯周病のことを侵襲性歯周炎と言います。
特徴として全身的に、全身的に健康ですが、急速な歯周組織破壊(歯槽骨吸収、アタッチメントロス)、家族内集積を認めることを特徴とする歯周炎と定義されています。
また、一般的には細菌性プラークの付着量は少なく、患者は10歳~30歳代が多いといわれています。
患者によってはAggregatibacter actinomycetemcomitansの存在比率が高く、生体防御機能、免疫応答の異常が認められるなどの二次的な特徴があります。日本における侵襲性歯周炎の罹患率は難病情報センターの平成24年度の報告によると0.05~0.1%とされています。
進行が速い、早期に起こる歯周病になる方は、少ないですがいらっしゃいますので、少しでもおかしいかなと思いましたら歯医者に行ってください。
大学勤務時代は、10代のお子さんが歯周炎に罹患していました。
痛みがないから、虫歯がないからと言って学校検診だけだと気づかないことがありますのでご注意ください。