義歯・ブリッジの使用で体重減少リスクは低下する?歯を失った人の低栄養と健康寿命の深い関係
「歯を失うと体重が減りやすくなる」「入れ歯は本当に健康に役立つの?」
このような疑問を持つ方は少なくありません。近年の研究では、歯を失ったまま放置することが体重減少や低栄養、さらには全身疾患リスクにつながる可能性が示されています。一方で、義歯やブリッジなどの補綴治療を適切に行うことで、体重減少リスクが低下することも分かってきました。
本記事では、歯を失った方の体重減少リスクと、義歯・ブリッジの役割について、科学的根拠をもとにわかりやすく解説します。
歯を失うとなぜ体重が減りやすくなるのか
歯の喪失は、単に「噛みにくくなる」だけではありません。
- 咀嚼能力の低下
- 食事内容の偏り(柔らかい炭水化物中心)
- たんぱく質・食物繊維・ビタミン摂取量の低下
これらが重なることで、**エネルギー摂取不足や筋肉量の減少(サルコペニア)**が起こりやすくなります。特に高齢者では、体重減少=フレイルや要介護リスクの上昇を意味する重要なサインです。
義歯・ブリッジ使用者は体重減少リスクが低い?
近年の疫学研究では、歯を失っていても義歯やブリッジを使用している人は、未使用者に比べて体重減少リスクが低いことが報告されています。
これは、
- 噛める食品の種類が増える
- 肉・魚・野菜などの摂取量が回復する
- 食事の満足度が向上する
といった効果によるものと考えられています。
つまり、**「歯の本数」よりも「噛める状態を回復しているかどうか」**が重要なのです。
義歯とブリッジの役割の違い
義歯(入れ歯)
- 失った歯の本数が多い場合にも対応可能
- 咀嚼機能の回復とともに、見た目や発音の改善
- 定期的な調整と清掃が重要
ブリッジ
- 比較的少数歯欠損に適応
- 固定式で違和感が少ない
- 支台歯の管理が重要
どちらも**「噛める環境を整える」という点で、体重減少・低栄養予防に寄与**します。
補綴治療は健康寿命の延伸につながる
体重減少は、単なる体型の変化ではなく、
- 転倒・骨折リスク
- 免疫力低下
- 認知機能低下
とも関連します。
義歯やブリッジによって咀嚼機能を回復させることは、口腔機能の改善を通じて全身の健康を支える医療行為といえます。
歯を失ったまま放置しないことが大切
「まだ食べられるから」「入れ歯が合わないから」と、欠損歯を放置してしまう方は少なくありません。しかし、
- 噛めない状態に体は徐々に適応してしまう
- 低栄養は自覚しにくい
- 体重減少が進行してからでは回復に時間がかかる
という問題があります。早期に補綴治療を行い、噛める状態を維持することが重要です。
歯科医院でできるサポート
歯科医院では、
- 義歯・ブリッジの適切な設計
- 噛み合わせの評価
- 定期的な調整・メインテナンス
を通じて、「噛める」「食べられる」状態を長く保つサポートが可能です。
まとめ
- 歯を失った人は体重減少・低栄養リスクが高まる
- 義歯・ブリッジの使用で体重減少リスクは低下する
- 補綴治療は見た目だけでなく健康寿命に直結する
- 歯を失ったまま放置せず、早めの相談が大切
「最近体重が減ってきた」「噛みにくさを感じる」方は、ぜひ一度ご相談ください。お口の状態に合わせた補綴治療で、食べる力と健康を守ります。
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