コラム
歯周病
歯周病治療
2025年02月10日
いまさら聞けない 歯周病について
周病、気になりますよね。どうして歯周病になってしまうのか、詳しく解説しますね。
歯周病になる原因
歯周病は、歯垢(プラーク)という、歯に付着する細菌の塊が主な原因です。
この歯垢の中にいる細菌が、歯と歯ぐきの間に溜まり、毒素を出すことで歯ぐきに炎症が起こり、やがて歯を支えている骨を溶かしてしまうのです。
歯周病になるメカニズム
- 歯垢の形成: 歯磨きが不十分なまま時間が経つと、歯の表面に食べカスや唾液などが付着し、細菌が繁殖して歯垢となります。
- 歯周ポケットの形成: 歯垢が歯と歯ぐきの間に溜まると、歯ぐきに炎症が起こり、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)が深くなっていきます。
- 歯の支持組織の破壊: 歯周ポケットの中に細菌がさらに増殖し、毒素を出すことで、歯を支えている歯槽骨(ししょうこつ)が溶け始めます。
- 歯のぐらつき、脱落: 歯槽骨が溶けることで歯がぐらつき、最終的には歯が脱落してしまうこともあります。
歯周病を悪化させる要因
- 歯磨き不足: 歯垢を溜めないための丁寧な歯磨きが大切です。
- 歯石の付着: 歯石は歯垢が石灰化したもので、歯磨きでは落とせません。定期的な歯科検診で除去しましょう。
- 喫煙: 喫煙は、免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる要因となります。
- 糖尿病: 糖尿病は、免疫機能を低下させ、歯周病になりやすく、また治癒を遅らせることが知られています。
- ストレス: ストレスは免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる可能性があります。
歯周病の症状
- 歯ぐきの出血: 歯磨き時に歯ぐきから出血する
- 歯ぐきの腫れ: 歯ぐきが赤く腫れる
- 口臭: 口臭が気になる
- 歯が動く: 歯がグラグラする
- 歯の痛み: 歯が痛い
- 膿が出る: 歯ぐきから膿が出る
これらの症状に心当たりがある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
歯周病予防のために
- 丁寧な歯磨き: 正しい歯磨き方法で、毎日2回以上歯を磨きましょう。
- 定期的な歯科検診: 定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けましょう。
- 禁煙: 喫煙は歯周病を悪化させるため、禁煙しましょう。
- バランスの取れた食事: ビタミンやミネラルをバランスよく摂取しましょう。
- ストレス解消: ストレスを溜めないように心がけましょう。
歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。
ご自身の歯を長く健康に保つために、日頃から歯のケアを心がけましょう。
もし、さらに詳しい情報を知りたい場合は、お気軽にご質問ください。
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