コラム
2025年09月01日
ほら貝トレーニングで睡眠時無呼吸が改善?インドの最新研究嘘のような本当の話
「いびきや睡眠時無呼吸に“ほら貝を吹く練習”が効く」——ちょっとユニークな研究結果が報告されました。
2025年に ERJ Open Research に掲載されたインドの臨床試験によると、中等症の睡眠時無呼吸(OSA)の方が、6か月間「シャンク貝(インドのほら貝)」を吹くトレーニングを続けたところ、眠気や睡眠の質が改善した というのです。
研究内容は?
対象は 中等症の睡眠時無呼吸の患者さん。
以下のような方法で行われました。
- ほら貝を吹くトレーニング
1回 約15分、週5回を6か月継続 - 比較対象:深呼吸体操だけを行ったグループ
結果、ほら貝を吹いたグループで明らかな改善 が認められました。
どんな良い変化があったの?
- 昼間の強い眠気が34%減少
- 「よく眠れた」という実感が向上
- 睡眠中の 呼吸停止や低呼吸の回数が減少
どうして効果があるの?
睡眠時無呼吸は、眠っている間に 上気道(口から喉の空気の通り道)を支える筋肉 が緩むことで起こります。
- 上気道筋は呼吸路を確保するために重要
- ほら貝を吹くと、この筋肉がトレーニングされる
- その結果、眠っても気道が閉じにくくなる
つまり、「口やのどの筋トレ」効果 で睡眠時無呼吸が改善すると考えられています。
注意点
- これは 標準治療(CPAPなど)をやめるための方法ではありません。
- あくまで「補助的な選択肢」として検討できるものです。
- 今回の対象は「中等症OSA」。重症の方はまずCPAPなど標準治療が優先です。
- 人数が少なく、単一施設での研究なので、大規模研究による検証が必要 です。
こんな方に向いているかも
- 「日中の眠気をなんとかしたい」
- 「CPAPを使っているが、他にもできることを探したい」
- 「いびき改善のために口や喉の筋トレに興味がある」
まとめ
- ほら貝(シャンク貝)を吹くトレーニングを 6か月続けると睡眠時無呼吸が改善 したという報告があります。
- 日中の眠気・睡眠の質・呼吸停止の回数に良い影響が出ました。
- ただし、標準治療の代わりにはならず、補助的な方法として考えるのが安全です。
院長は、ほら貝を吹いたことがありませんので、ほら貝の吹き方指導はできません。
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