コラム
2019年03月20日
春の体調不良にご注意を!
栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
だいぶ寒さも和らぎ、春本番になってきました。
今年の桜前線は平年並み~少し遅めのペースだそうですね。
今からお花見の計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
日本人が宴としてお花見をするようになったのは奈良時代にまでさかのぼるそうです。
その頃はまだ貴族たちの中でだけで行われていたようですが、一般庶民にまで広まったのは江戸時代。
放火や窃盗などが多く、治安があまり良くなかった江戸の各所に8代将軍 徳川吉宗が桜を植えて、お花見という娯楽で庶民の憂さ晴らしをさせたそうですよ。
今も昔もお花見でリフレッシュ!というところはあまり変わらないのですね。
春は寒さも和らぎ気持ちがいい季節ですが、身体の不調を感じやすい季節でもあります。
気温の上下が激しいため、身体に負担がかかって免疫力が下がりやすく、急性の歯周病になってしまうことがあります。
また、花粉症による鼻詰まりで口呼吸になったり、薬の影響でお口の中が乾燥すると、乾燥を好むお口の中の菌が増殖し、これも歯周病やむし歯の原因となります。
しっかり食べて良い睡眠をとってしっかり休息。
心も身体も負担がかかりやすいこの季節を元気に乗り切りましょう!
晴れた日に体調が悪くなる原因は、いくつか考えられます。
- 高温多湿:晴天時は、太陽の光線が強く、気温が上昇し、湿度が高くなる傾向があります。このような環境下で、体温調節がうまくいかず、熱中症や体力の消耗が起こることがあります。
- 紫外線:太陽光には紫外線が含まれており、長時間の露出によって、皮膚や目のトラブルが引き起こされることがあります。
- 花粉:晴天時は、風が強く吹いていることが多く、花粉が空中に舞い上がっている可能性が高いです。花粉症の人は、花粉が原因でアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れることがあります。
- 突然の気圧変化:晴天時は、気圧が高い傾向があります。気圧の急激な変化は、頭痛やめまい、関節痛などを引き起こすことがあります。
これらの原因によって、晴れた日に体調が悪くなることがあります。体調を崩しやすい人は、こうした環境に適応するために、適切な対策を講じることが大切です。具体的には、水分補給をしっかり行い、長時間の屋外活動を避け、紫外線対策をしっかり行うなどが挙げられます。また、花粉症の場合は、マスクを着用するなど、適切な対策を行うことが重要です。