コラム
2020年08月22日

夏の自由研究

栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院 院長の山之内です。
毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
最近は35℃以上になるのが全国的に当たり前になりました。
昔は「朝の涼しいうちに夏休みの宿題を済ませましょう」と言われたものですが、朝から一日中暑い今、子供たちは先生になんと言われているのでしょうか?
終日エアコンのお世話にならざるを得ない時代ですが、汗をかく時間も適度に設けつつ、うまく体調管理をしていきましょう。

 

 

 

 

 

さて、短い夏休みとなった今年は夏の宿題の定番「自由研究」もなくなった、という話も聞きます。
そこで今回は子供たちの代わりに少し自由研究っぽい話題を。

私たちが毎日せっせと手入れをし、大切にしている「」。
その歯を縄文時代の人々はどのように扱っていたのでしょうか?
ちょっと調べてみました。

縄文時代の人々は、歯並びは良かったものの、色々な作業をする際に歯を道具としても使っていたのでかみ合わせ部分の摩耗が激しかったようです。
それならば歯が鍛えられてむし歯なんてなさそうですが、イモや栗などの糖質を含む食事を行っていたこともあり、意外とむし歯発生率は高かったようです。

また、人生の節目節目に儀式的な意味合いで健康な歯をわざわざ抜いてしまったり、前歯をフォークのようにギザギザに削ったりしていました(叉状研歯さじょうけんし)。

古代の道具で麻酔もなく抜いたり削ったりするのですから、かなり痛みを伴ったことでしょうね。

ちなみに日本の縄文時代と同じ頃の文明であるバビロン第一王朝(現在のイラク。「目には目を」で知られるハンムラビ法典を発布した)では歯と歯の隙間に入りこんだものを小枝などで取り除いたり、麻の繊維を指に巻いて歯の清掃を行ったりしていました

縄文人よりもずいぶん歯を大切にしていたようですが、それでもやはりむし歯には悩まされていました。
人類にとってむし歯とは、古代~現代、そしてこれからも続く、永遠のテーマなのですね。

やまのうち歯科医院

  • 〒321-0156
    栃木県宇都宮市兵庫塚町9-1
    プレステージみどり野1F
  • 028-612-8660
診療時間
9:00 - 12:00
14:00 - 19:00
【休診日】木曜、日曜、祝日
※祝日の週の木曜日は診療
= 14:00 - 17:00

アクセス

  • 安塚街道のヨークベニマル、しまむらが目印
  • JR雀宮駅・東武西川田駅よりバス
    みやバス系統さつき団地 雀宮駅~さつき団地~西川田駅東口
    「みどりの一丁目北」下車 徒歩1分
  • 駐車場:8台
初診の方 初診の方
WEB予約 WEB予約
電話予約 電話予約
価格表 価格表