コラム
2020年04月27日
飛沫感染の防止
栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
コロナウィルスに対してマスクの効果を記載したものを見つけました。
レーザー光線錯乱を用いた会話で発生する唾液飛沫の視覚化、会話時に発生するエアロゾルと飛沫は、ヒトーヒト間 のウイルス伝染に関与していると考えられてきた。
COVID-19蔓延メカニズムの理解に関心が集まっている。
会話によって様々な大きさの飛沫が発生し、飛沫 には感染性のウイルスが含まれる可能性がある。
著者 らは会話時に発生する飛沫とその軌道をレーザー錯乱 光を用いて視覚化した。
”Stay healthy”と発語した際に発生した飛沫をレー ザー錯乱光で視覚化しiPhone 11 proで録画した(60 フレーム/秒)。
マスク(わずかに湿らせた洗顔用タ オル)有り/無しでの条件で調べた。
飛沫は緑の輝点として記録され、明るさは飛沫の大き さを反映している。
healthyのthを発音した際に、最も 多い飛沫が発生した(図1Aの矢印)。
大声で話した方 が、飛沫の数は多かった。口を濡らしたタオルで覆っ た場合は、発語時に飛沫の量的増加はなかった(図1A の下のライン)。
発語と発語の間の飛沫数は発語前よりも多く、飛沫は 数秒間空中に留まっていることが示唆される。
図1Bは Aの赤矢印に相当するフレームの画像で、最も多い飛沫 が観察されたフレームに相当する。
会話時に発生する飛沫数は、咳と同等と報告した研究 がある(参考文献4)。
本研究では、会話時に発生する飛沫のウイルス伝染に おける役割は調べていない。
以上です。
飛沫感染の防止には、マスクを着用して会話することが好ましいことがわかります。
失礼かもしれませんが今は、マスクを着用したほうが相手に対して良いことかと思われます。