コラム
2018年10月17日
デジタル化
栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院のチエミです。
そうです、わたしが時代を先取るアイドル ナウでヤングなチエミです。
私と一緒で、医療業界も次々と新しい機械が増えてます。
ここ十年くらい進歩しているのが、デジタル化です。
固定式の被せものは、デジタル化に移行する傾向がありますが、保険治療にはまだ組み込まれないでしょうね。
歯科のデジタル化は、最近の歯科医療において急速に進展しています。
デジタル化により、より正確で迅速な診断や治療が可能になり、患者さんの負担が軽減されます。
歯科のデジタル化には、以下のような技術が使われています。
- デジタルレントゲン:従来のフィルムレントゲンに代わり、X線を電子信号に変換するセンサーを使用し、デジタルデータとして取り込むことができます。
これにより、より正確な診断が可能になり、被ばく線量が減少します。 - CAD/CAM技術:コンピュータ支援設計・製造技術の一種で、歯科治療において、歯冠やインプラントなどの製作に用いられます。
患者さんの口腔内のデータを取得し、CAD/CAMシステムで設計・製造することにより、正確で迅速な治療が可能になります。 - 3D印刷技術:CAD/CAM技術と組み合わせて、歯冠やインプラントなどの製作に用いられます。
3Dデータをもとに、3Dプリンターで歯冠やインプラントを製造することができます。
これにより、従来よりも正確な製作が可能になります。 - デジタル口腔内カメラ:口腔内の状態をデジタルで撮影し、モニター上で確認することができます。
これにより、患者さんに治療内容を分かりやすく説明することができます。 - デジタル受付システム:予約や受付などの手続きをデジタルで行うことができます。
これにより、待ち時間の短縮や手続きのスムーズ化が図られます。
以上のようなデジタル化の技術は、歯科治療において精度や効率を向上させ、患者さんの負担を軽減することができます。
もちろん、以前のデジタルではない方法がいいところもありますので、両方使い分けて利用することが最も重要になると思います。
そして、技工士さんがより負担がかかる様になっていくことになるかもしれません。
技工士学校でも、デジタルがメインになっている部分もあり、以前より不器用な子が増えてきたとのことです。
器用な子は、一定数いるので、そのような子は大きな技工所に入って研鑽しながらやっていくようになるみたいですね。
一部はまだ、アナログの方がいいところもあるので、適材適所で使うべきかと思います。