保育園の歯科検診
栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
当院のスタッフと一緒に、保育園の歯科検診に行ってまいりました。
保育園の歯科検診は、保育園に通う幼児の歯の健康状態を診るために、歯科医師や歯科衛生士が行う定期的な検診です。
保護者の同意を得て、保育園内で行われることが一般的です。
歯科検診では、歯の健康状態や、虫歯や歯周病の有無を調べます。
また、正しい歯磨きの方法や食生活の指導も行われます。
幼児期には歯並びの発育が大きく影響されるため、早期に問題を発見し、適切な処置を行うことが重要です。
保育園の歯科検診は、幼児の健康維持に役立つだけでなく、歯科医療費の負担軽減や歯の健康意識の向上にもつながります。保護者の方は、子どもの歯の健康を守るために、定期的な歯科検診を受けることをおすすめします。
0歳から、3歳までのお子さんの虫歯の有無や歯の数を診査してきました。
みんな、元気に大きなお口を開けてくれました。
最近暑い日が続いていますので、水分を取って熱中症に気をつけましょう。
清涼飲料水などに糖分等も多く含まれている場合もありますので
工夫して水分を摂取しましょうね。
夏は虫歯の季節です。
暑いからといって、アイスやお菓子等ばかり食べていると虫歯になりやすくなりますよ。
お子様のおやつについて
お子様がすこやかに成長していく中でおやつ(間食)は大切な栄養補給源となっています。ただし、お菓子に多く含まれている糖分は、
ご飯やパンに含まれている糖質より明らかに虫歯になりやすいので注意が必要です。
その上でお子様が欲しがる時に与えるのではなく、「午前10時と午後3時がおやつの時間」と時間を決め長時間だらだら食べないという事が大切になってきます。
最初に生える乳歯は下の前歯で、生後6、7か月頃から生えてきます。
乳歯20本が生え揃うのは、早い子で2歳、ほとんどの子が2歳半から3歳くらいです。生えるスピードは、個人差があります。遅かったり早かったりしてもほとんど心配することはありません。なかなか生えず心配な方は、歯科医院に行ってみてもらってくださいね。
1~3 歳児の毎日の歯磨き仕上げ磨きは、もはや戦争のようなものだという方もいらっしゃるようです。(1 歳から予防的に歯科に月 1 で通ってい たので歯医者への恐怖心はないようです)をしながら、普通の歯ブラシでは磨きにくい歯と歯の間や歯ぐきの境 目などは、毛先が細いタフトブラシを使って磨いています。フッ素+キシリトール配合の甘い味のする歯磨きジェルを使っていますが、息子は甘いジェル欲しさに、素直に口を開けてくれています。
ご自身歯磨きがでできるようになる年齢は5歳くらいといわれています。
しかしながら、磨くことができるだけでしっかりと磨けているかはわかりません。
できれば、小学校高学年まで仕上げ磨きをすることをお勧めします。
おかしいな?と思ったら、痛くなるまで我慢しないで歯科医院に行きましょう。
仕上げ磨きは、お口の中の状態の確認も含まれていますので、ご自身で行けるようになる年齢まではお口の管理をしてくださいね。