上顎前歯の部分矯正 歯周病や虫歯になりにくい環境
宇都宮兵庫塚町の歯医者 山之内です。
虫歯予防と歯周病予防のための部分矯正について書いていきます。
歯並びを改善させる理由の一つとして
虫歯と歯周病予防が挙げられます。
歯並びが悪くとも、徹底した予防プログラムと徹底的なホームケアで虫歯のリスクは減少します。
しかしながら、歯並びが難しい方を徹底して磨くには歯ブラシだけでは困難なことが多いです。
磨きづらい部位があると、歯ブラシの他に一本ブラシや糸ようじ、
歯間ブラシなどを併用しないと届かない部位が出てきてしまうことになるでしょう。
磨きやすい環境にし、健康的な歯肉にしやすくするため
健康的にお口にするには、矯正はいい方法かと思われます。
興味のある方は、かかりつけの歯科医院に聞いてみましょう。
術前
術後
上記の症例は、下の歯をいじらないため動かせる範囲が限られてしまいます。
部分矯正の限界が見られます。
ただ、歯を削って被せるよりかは歯にとってはいいかもしれませんね。
ただ、術後も歯肉が腫れている部分が有るので、定期検診と徹底したセルフケアは必要かと考えられます。
みなさんも治療する前は、担当医とよく相談の上決めましょう。
上記の例では、上顎の部分矯正のため、
利点としては、
〇通常の矯正より短い期間ですむ(今回は、7か月で終了)
〇動かく距離が短いので、治療中の痛みは少なくて済むことが多い
〇金額が全顎矯正に比べて少ない(今回は、リテーナー含めて11万5千円)
〇磨きやすい環境になります
欠点としては
〇理想とした位置まで動かすことが出来ない
〇多少痛みがあることがある(今回は、痛み止めを服用はしませんでした)
〇治療中見栄えが悪く、頬側に装置が気になる(ワックス使用で気にならない程度になります)
〇保険治療ではありません
また、調整量は1000円から5000円なので、
今回の治療では、トータル15万円程度の治療費となってます。
自費で前歯を4本差し歯にすると、30万~40万程度になってしまいます。
自分の歯で長持ちさせるなら、この方法もいいかもしれません。
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