歯を失った時の治療 天然歯の寿命
宇都宮兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。
今回は、歯を失ったときの治療と天然歯の寿命について書いていきたいと思います。
歯を失ってしまった。
若い時は、歯のことなんて気にする事もなかったのに・・・。
歯を失ってから歯の大切さを痛感することがほとんどです。
一生涯自分の歯で問題なく過ごすことが最もいいのですが、
残念ながら、歯を喪失した方は入れ歯や前後の歯を削って繋げるブリッジやインプラントになります。
歯の平均寿命は、軒並み50~60歳台になっています。
ブリッジでも、教わった磨き方をし、きちんと定期検診を受けていれば
91%の方が10年以上持つとのデータもあります。
これは、被せ物がどれだけ持ちますかという内容にもかかわるのですが、
被せ物自体はもっとなくが持ちます。
持たないのは、その土台となっているご自分の歯です。
虫歯になってしまったり、歯周病になってしまうと被せ物が問題なくても
使用することがなきなくなってしまいます。
長持ちさせたいのであれば、ホームケアでお口の中をしっかりケアすることと
定期的な歯や歯周病の健診を行うことがとても重要になります。
ブリッジは、他の歯を大きく削り、残った歯に大きな負担がかかってしまうこともあります。
歯を抜いたケースのほとんどが、歯の根が折れてしまったケースだそうです。
ブリッジの欠点として、本来の歯の数より少ない歯で噛むことになるからだと考えられます。
ブリッジ以外の治療となると、入れ歯かインプラントになります。
入れ歯だと話しづらくて銀色のバネも気になってしまう。
喋りにくいし、噛みにくくなってしまうとの欠点もあります。
インプラントの欠点として、外科治療を行う必要があるというのがあります。
一生持たないというのが欠点となるかはわかりませんが、
天然の歯が一生持たないので、どう考えてもインプラントが一生持つことはないでしょう。
以上の利点欠点を理解した上治療を行ってください。
インプラント
入れ歯
ブリッジ
治療にはすべて利点と欠点があります。
インプラントは、ご自分の歯と同じように使用できますが、
歯周病になりやすいです。
硬いものも噛めるのですが、歯ぎしり食いしばりが強い方は
マウスピースを使用しないとインプラントが壊れてしまうこともあります。
外科治療が必要で保険治療が出来ない点も欠点と言えますね。
入れ歯は、どのような症例でも作ることは可能ですが、
違和感や異物感が出てしまうことがあります。
ブリッジは、ほかの歯を削って被せていくので負担がかかりますし、
残っている歯の状態が悪いとできないこともあります。
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