ホワイトニング
2021年07月12日
テトラサイクリン系抗生物質による軽度の歯牙変色
宇都宮の歯医者 山之内です。
今回はホワイトニングについて書きました。
生まれつき歯が暗い方がいらっしゃいます。
これは、子供の頃や歯が作られる最中に抗生物質のテトラサイクリン系抗生物質を服用すると
歯に縞模様の変色が出ることがあります。
もちろん現在は使用しませんが、
私たちの年代前後が子供の頃、そのような副作用は分かっておりませんでした。
軽度であれば、ホワイトニングにより目立たなくすることはできますが、
縞模様は残ってしまいます。
下記の症例は、上の前歯に縞模様が見られますが
全体に白くなっているのでやや目立たななっています。
欠点は、以前も話したとおり思った通りの色にならないことです。
歯の色が気になる方は、担当の先生に相談してみましょう。
術前
術後
上記の方は、術中術後しみるなどの症状が出ませんでした。
しみるかどうかは、行ってみないとわからないところがあるので、
心配な方は、術前に痛み止めを服用するといいかもしれませんね。
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