よくある質問-小児歯科
Q1. 生まれたばかりなのに歯のようなものがあるのですが何でしょうか?
A.生まれたばかりの赤ちゃんに歯が生えている場合は先天性歯と呼ばれ、乳歯や過剰歯が早く生えてきた状態です。授乳時に傷がついたり反対側に歯ぐきに傷がついてしまう場合は研磨する場合があります。
Q2. いつ頃から歯ブラシをした方がいいでしょうか?
A.生後6か月頃~(個人差あり)
赤ちゃんの最初の歯が生えてきたタイミングが、「歯のお手入れのスタートライン」です。
はじめは「歯ブラシ」じゃなくてもOKです。
清潔なガーゼや綿棒で、やさしく歯の表面をふき取ることから始めましょう。
歯に触れることに慣れさせるのが目的です。
1歳頃~本格的な「歯ブラシ習慣」をスタートしましょう。
奥歯(乳臼歯)が生え始めたら、本格的に子ども用歯ブラシを使い始めましょう。
最初は保護者が磨いてあげる「仕上げ磨き」が基本です。
赤ちゃんの最初の歯が生えてきたタイミングが、「歯のお手入れのスタートライン」です。
はじめは「歯ブラシ」じゃなくてもOKです。
清潔なガーゼや綿棒で、やさしく歯の表面をふき取ることから始めましょう。
歯に触れることに慣れさせるのが目的です。
1歳頃~本格的な「歯ブラシ習慣」をスタートしましょう。
奥歯(乳臼歯)が生え始めたら、本格的に子ども用歯ブラシを使い始めましょう。
最初は保護者が磨いてあげる「仕上げ磨き」が基本です。
Q3. 何歳くらいから歯ブラシをさせればいいのでしょうか?
A.2~3歳以降がいいでしょう。
この年齢位になると自分で磨く練習もスタートしましょう。
この時期は「自分で歯ブラシを持つこと」が大切ですが、親の仕上げ磨きは必須です。
歯みがき粉はフッ素入りのもの(500ppm前後)を、米粒くらいの量から使い始めるとより虫歯予防効果が高まります。
この年齢位になると自分で磨く練習もスタートしましょう。
この時期は「自分で歯ブラシを持つこと」が大切ですが、親の仕上げ磨きは必須です。
歯みがき粉はフッ素入りのもの(500ppm前後)を、米粒くらいの量から使い始めるとより虫歯予防効果が高まります。
Q4. 虫歯予防にフッ素は効果的ですか?
A.フッ素は虫歯予防に非常に効果的です。
フッ素が虫歯予防に効く理由
歯を強くする(再石灰化を促進)
唾液中のミネラルと一緒に再石灰化(溶けた成分を元に戻す)を促進し、歯を修復&強化します。
虫歯菌の働きを抑える
フッ素には虫歯菌の活動を弱める作用があります。特に、虫歯菌が酸を作るのを妨げることで、歯の表面が溶けにくくなります。
歯質を強くする
フッ素は歯の表面のエナメル質と反応して、「フルオロアパタイト」という酸に強い構造に変化します。これにより、虫歯への抵抗力が高まります。
フッ素が虫歯予防に効く理由
歯を強くする(再石灰化を促進)
唾液中のミネラルと一緒に再石灰化(溶けた成分を元に戻す)を促進し、歯を修復&強化します。
虫歯菌の働きを抑える
フッ素には虫歯菌の活動を弱める作用があります。特に、虫歯菌が酸を作るのを妨げることで、歯の表面が溶けにくくなります。
歯質を強くする
フッ素は歯の表面のエナメル質と反応して、「フルオロアパタイト」という酸に強い構造に変化します。これにより、虫歯への抵抗力が高まります。
Q5. 歯医者のフッ素予防はどれくらいの間隔で行った方がいいですか?
A.一般的には、3~6カ月に一回程度でいいといわれています。費用対効果が高いのは、3カ月に一回がいいとされています。もちろん、頻度が高くなればなるほどその効果は高くなりますが、リスクが高いお子さんは、2~3カ月に行った方がいいかもしれません。
Q6. 永久歯が出てきたときの注意点は何ですか?
A.生えたての歯は虫歯になりやすい。
生えたての永久歯(特に6歳臼歯)は、歯の質がまだ未熟で柔らかく、虫歯菌の酸に弱いです歯ぐきから少しずつ顔を出すので、みがき残しが出やすいです。
そのため、フッ素塗布、シーラント(奥歯の溝を埋めて守る処置)を検討しましょう。
永久歯は乳歯より大きく・奥深く・デコボコが多いので、今まで通りの磨き方では不十分なこともあります。
特に奥歯のかみ合わせの溝は磨き残しが多いので、歯科医院でその子の口に合った「歯みがき指導」を受けましょう。
生えたての永久歯(特に6歳臼歯)は、歯の質がまだ未熟で柔らかく、虫歯菌の酸に弱いです歯ぐきから少しずつ顔を出すので、みがき残しが出やすいです。
そのため、フッ素塗布、シーラント(奥歯の溝を埋めて守る処置)を検討しましょう。
永久歯は乳歯より大きく・奥深く・デコボコが多いので、今まで通りの磨き方では不十分なこともあります。
特に奥歯のかみ合わせの溝は磨き残しが多いので、歯科医院でその子の口に合った「歯みがき指導」を受けましょう。
Q7. シーラントとは何ですか?
A.シーラントとは、奥歯の溝を虫歯から守るために行う予防処置のことです。
特に、6歳臼歯などの「生えたての永久歯」に予防治療にとても効果的な方法です。
Q8. 虫歯になりやすい年齢は何歳くらいですか?
A.幼児期(1歳半~3歳頃)
奥歯(乳歯の臼歯)が生えてきて食べかすがたまりやすくなる
歯みがきがまだ上手にできない
甘いおやつやジュースを頻繁にとりがち
対策: 仕上げ磨きを必ずする ダラダラ食べやめさせる 甘い飲み物は控えめに
6歳頃(6歳臼歯が生える頃)
永久歯の最初の虫歯リスクが高い時期!
6歳臼歯(第一大臼歯)は深い溝があって汚れがたまりやすい
生えたばかりの歯は酸に弱く、虫歯になりやすい
対策: フッ素塗布 溝を埋める「シーラント」も有効 親の仕上げ磨き継続
奥歯(乳歯の臼歯)が生えてきて食べかすがたまりやすくなる
歯みがきがまだ上手にできない
甘いおやつやジュースを頻繁にとりがち
対策: 仕上げ磨きを必ずする ダラダラ食べやめさせる 甘い飲み物は控えめに
6歳頃(6歳臼歯が生える頃)
永久歯の最初の虫歯リスクが高い時期!
6歳臼歯(第一大臼歯)は深い溝があって汚れがたまりやすい
生えたばかりの歯は酸に弱く、虫歯になりやすい
対策: フッ素塗布 溝を埋める「シーラント」も有効 親の仕上げ磨き継続
Q9. 子供の虫歯治療はどうするのですか?
A.診察と虫歯の進行度チェックをして、どれくらい進んでいる虫歯かを確認します。
初期であれば、削らずにフッ素で経過観察することもあります。
中等度は、小さな穴が空いている場合は、削って詰め物をするなどを行います。
重度の場合は、痛みがあるとき神経の治療や乳歯の抜歯も検討します。
状況により、歯科用レントゲンも使って、見えない部分の虫歯もチェックします。
初期であれば、削らずにフッ素で経過観察することもあります。
中等度は、小さな穴が空いている場合は、削って詰め物をするなどを行います。
重度の場合は、痛みがあるとき神経の治療や乳歯の抜歯も検討します。
状況により、歯科用レントゲンも使って、見えない部分の虫歯もチェックします。