よくある質問-口腔外科・親知らず
Q1. 口腔外科って何を扱うのですか?
A.口腔外科は、お口の中やアゴ、顔まわりの病気やケガを治す専門の治療分野です。
「歯を抜くだけの場所?」と思われがちですが、実はもっと広くい範囲を診ます。
どんなときに行けばいいの?
親知らずが痛い・腫れてきた
アゴが開けにくくて食事がつらい
口の中にしこりやできものがある
口をケガして出血している
他の歯科医院で「外科処置が必要」と言われた
こういったときは、口腔外科のある歯科医院や病院の口腔外科外来に相談すると安心です。
「歯を抜くだけの場所?」と思われがちですが、実はもっと広くい範囲を診ます。
どんなときに行けばいいの?
親知らずが痛い・腫れてきた
アゴが開けにくくて食事がつらい
口の中にしこりやできものがある
口をケガして出血している
他の歯科医院で「外科処置が必要」と言われた
こういったときは、口腔外科のある歯科医院や病院の口腔外科外来に相談すると安心です。
Q2. 親知らずって何ですか?
A.親知らずとは、正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれる歯で、大人の奥歯の中で一番後ろに生えてくる永久歯です。
通常、17歳〜25歳頃に生えてきます
上下左右、最大で4本あります(でも人によっては最初から無い場合もあります)
名前の由来は「親の手を離れた年齢で生えてくるため、『親が知らない歯』」という説から来ています。
通常、17歳〜25歳頃に生えてきます
上下左右、最大で4本あります(でも人によっては最初から無い場合もあります)
名前の由来は「親の手を離れた年齢で生えてくるため、『親が知らない歯』」という説から来ています。
Q3. 親知らずは抜いたほうがいいのでしょうか?
A.痛み・炎症・歯並びへの影響があるなら抜いたほうが良いでしょう
まっすぐ生えていて問題がないなら無理に抜かなくてもOKな場合があります
判断に迷う場合は歯科医院でレントゲンを撮って相談しましょう
「抜くべきか?」は人それぞれ違うので、まずは歯医者さんで診てもらうのがベストです!
「抜くべきか?」は人それぞれ違うので、まずは歯医者さんで診てもらうのがベストです!
Q4. 歯の外傷って何ですか?
A.歯の外傷とは 転倒や衝撃によって歯にダメージを受けることです。
子どもから大人まで起こりうるトラブルで、適切な対応が早いほど回復しやすくなります!
歯の外傷の種類と対応
① 歯が折れた(破折)
状況:歯が欠けたり、折れたりしている 小さく欠けた場合 → 歯科用プラスチック(レジン)で修復 神経が露出している場合 → 神経の治療が必要(根管治療) 歯が根元で折れた場合 → 抜歯になることも
応急処置:折れた歯の破片があれば保存し、早めに歯医者へ! (牛乳や生理食塩水に浸して持っていくと良い)
② 歯がグラグラする(亜脱臼)
状況:歯がグラグラ動くが、抜けてはいない 軽度なら自然に固定されることも ひどい場合はワイヤーや固定装置で安定させる治療が必要
応急処置:無理に触らず、やわらかい食べ物を食べるように!
③ 歯が抜けた(脱臼・完全脱落)
状況:歯が完全に抜け落ちた! すぐに歯医者に行けば、再植できる可能性がある! 抜けた歯を乾燥させないようにするのが重要!
応急処置:
1. 歯の根を触らず、優しく水で汚れを落とす(ゴシゴシ洗わない!)
2. 牛乳、生理食塩水、または口の中(頬の内側)に入れて保存
3. 30分以内に歯科医院へ!
④ 歯がめり込んだ(陥入)
この状態が予後が悪いといわれています。
状況:歯が歯ぐきにめり込んでいる 軽度なら自然に戻ることも 歯の位置を元に戻す処置が必要になることも
応急処置:無理に引っ張らず、早めに受診!
歯の外傷の種類と対応
① 歯が折れた(破折)
状況:歯が欠けたり、折れたりしている 小さく欠けた場合 → 歯科用プラスチック(レジン)で修復 神経が露出している場合 → 神経の治療が必要(根管治療) 歯が根元で折れた場合 → 抜歯になることも
応急処置:折れた歯の破片があれば保存し、早めに歯医者へ! (牛乳や生理食塩水に浸して持っていくと良い)
② 歯がグラグラする(亜脱臼)
状況:歯がグラグラ動くが、抜けてはいない 軽度なら自然に固定されることも ひどい場合はワイヤーや固定装置で安定させる治療が必要
応急処置:無理に触らず、やわらかい食べ物を食べるように!
③ 歯が抜けた(脱臼・完全脱落)
状況:歯が完全に抜け落ちた! すぐに歯医者に行けば、再植できる可能性がある! 抜けた歯を乾燥させないようにするのが重要!
応急処置:
1. 歯の根を触らず、優しく水で汚れを落とす(ゴシゴシ洗わない!)
2. 牛乳、生理食塩水、または口の中(頬の内側)に入れて保存
3. 30分以内に歯科医院へ!
④ 歯がめり込んだ(陥入)
この状態が予後が悪いといわれています。
状況:歯が歯ぐきにめり込んでいる 軽度なら自然に戻ることも 歯の位置を元に戻す処置が必要になることも
応急処置:無理に引っ張らず、早めに受診!
Q5. 顎関節症って何ですか?
A.顎関節症とは、あごの関節や筋肉にトラブルが起きることで、痛みや違和感、口が開けづらくなるなどの症状が出る病気です。
耳のすぐ前、あごを動かすと「カクカク」音がするところが顎関節です。 上下のあごをつなぐ関節で、食べる・話す・あくびをするなど、日常の動作に欠かせない場所です。
耳のすぐ前、あごを動かすと「カクカク」音がするところが顎関節です。 上下のあごをつなぐ関節で、食べる・話す・あくびをするなど、日常の動作に欠かせない場所です。
Q6. 骨粗しょう症の薬を服用しているのですが何を注意すればいいのでしょうか?
A.ビスホスホネート製剤は、骨の代謝を抑えることで骨密度を高めるお薬ですが、
ごくまれに顎骨壊死(がっこつえし)という副作用を引き起こすことがあります。
注意点として、服用している薬の名前と期間を正確に伝えましょう。
抜歯やインプラントなど外科的処置の前にリスク評価が必要になります。
投薬前にお口の環境を整えておくことが理想的
普段からの口腔ケアがとても重要 休薬しても投薬中でも、顎骨壊死の比率が変わらないといわれているのですが、顎骨壊死が起こらないというわけではありません。お口のケアや投薬前に歯科治療を必ず受けてからにしましょう。
注意点として、服用している薬の名前と期間を正確に伝えましょう。
抜歯やインプラントなど外科的処置の前にリスク評価が必要になります。
投薬前にお口の環境を整えておくことが理想的
普段からの口腔ケアがとても重要 休薬しても投薬中でも、顎骨壊死の比率が変わらないといわれているのですが、顎骨壊死が起こらないというわけではありません。お口のケアや投薬前に歯科治療を必ず受けてからにしましょう。
Q7. 睡眠時無呼吸症候群は歯医者に関係ありますか?
A.歯科で行われる主な治療は、「口腔内装置(OA:Oral Appliance)」の作製です。
これは寝るときに装着するマウスピース型の装置で、
下あごを少し前に出すことで気道を広げ、呼吸を助けます。
口腔内装置の特徴
・軽度〜中等度のSASに有効(※重度の場合はCPAP治療が優先)
・旅行先でも使いやすい
・無呼吸の回数やいびきの軽減が期待できる
口腔内装置の特徴
・軽度〜中等度のSASに有効(※重度の場合はCPAP治療が優先)
・旅行先でも使いやすい
・無呼吸の回数やいびきの軽減が期待できる
Q8. 睡眠時無呼吸症候群で口腔内装置を作りたいのですが、どうすればいいのですか?
A.まずは医科で診断(睡眠検査)をしてください。
→ 歯科での治療は、医師の診断書が必要です。
歯科でマウスピース作成します。
→ 歯型をとって、個別にフィットした装置を作ります。
使用後のフォローアップと調整します。
→ 呼吸の改善状況や装置のフィット感などを確認します。
→ 歯科での治療は、医師の診断書が必要です。
歯科でマウスピース作成します。
→ 歯型をとって、個別にフィットした装置を作ります。
使用後のフォローアップと調整します。
→ 呼吸の改善状況や装置のフィット感などを確認します。
Q9. 唾液線の病気はどのようなものがありますか?
A.唾石症
唾液腺の中に「石」ができ、唾液の流れが悪くなります。食事の時に痛みや腫れが出るのが特徴です。
治療は、小さなものは自然に出ることも、大きいものは手術で除去します。
唾液腺炎
ウイルスや細菌によって唾液腺に炎症が起きる状態
原因は、風邪、ムンプス(おたふく風邪)、細菌感染など
治療法は、抗菌薬や消炎処置、安静など
粘液嚢胞
小唾液腺の導管が詰まり、唾液がたまってできる袋状のもの
主に下唇や舌の裏にできやすい
治療法は、外科的に摘出するのが一般的
もちろんほかにいろいろなものがありますが、歯科に関係するものには以上のものが挙げられます。
唾液腺の中に「石」ができ、唾液の流れが悪くなります。食事の時に痛みや腫れが出るのが特徴です。
治療は、小さなものは自然に出ることも、大きいものは手術で除去します。
唾液腺炎
ウイルスや細菌によって唾液腺に炎症が起きる状態
原因は、風邪、ムンプス(おたふく風邪)、細菌感染など
治療法は、抗菌薬や消炎処置、安静など
粘液嚢胞
小唾液腺の導管が詰まり、唾液がたまってできる袋状のもの
主に下唇や舌の裏にできやすい
治療法は、外科的に摘出するのが一般的
もちろんほかにいろいろなものがありますが、歯科に関係するものには以上のものが挙げられます。