よくある質問
Q1. 歯周病ってどんな病気?
A.歯垢と呼ばれる細菌が原因で、歯肉の腫れや出血を起こし、歯を支えている顎の骨が溶けてしまう病気です。歯と歯の間が空いてきたり、歯肉が下がったりもする病気で、さらに進行すると、歯を支えている顎の骨を溶かしてしまい、歯を失う原因の一つになります。また、喫煙やストレス、全身疾患なども歯周病を進行させる因子となります。
Q2. 歯周病と全身の病気と関係があると聞いたのですが本当ですか?
A.関係がある病気はあります。
特に近年、歯周病菌が原因でさまざまな病気の引き金になると報告されています。歯周病との関連が挙げられているものには糖尿病、誤嚥性肺炎、心筋梗塞・動脈硬化症、早産・低体重児出産、アルツハイマー病、がんなどがあります。とくに、糖尿病との関連は深く、糖尿病が歯周病を悪化させ、重度の歯周病が糖尿病を悪化させることがあります。歯周病治療により糖尿病の状態が改善する例も報告されています。
特に近年、歯周病菌が原因でさまざまな病気の引き金になると報告されています。歯周病との関連が挙げられているものには糖尿病、誤嚥性肺炎、心筋梗塞・動脈硬化症、早産・低体重児出産、アルツハイマー病、がんなどがあります。とくに、糖尿病との関連は深く、糖尿病が歯周病を悪化させ、重度の歯周病が糖尿病を悪化させることがあります。歯周病治療により糖尿病の状態が改善する例も報告されています。
Q3. インプラントはだれでも受けることはできますか?
A.条件により可能です。インプラント治療の適応症には、全身的な問題と局所的なお口の問題から判断していきます。全身的な問題では、重度の糖尿病や肝疾患、心疾患、血液疾患などを有する方は慎重にならざるを得ません。また骨粗しょう症の方で治療薬を服用中の方も検討が必要と言われています。ヘビースモーカーの方も治療の予後を左右するためお断りする場合もあります。局所的な問題では、歯周病のコントロールがされていない方、定期的なメインテナンスを受けることができない方、極端に歯並びが悪くかみ合わせにも問題のある方などは、お口の状態を改善した上考慮し、時には徹底した前処置が必要となるかもしれません。現在インプラントの治療技術は進み、骨の少ない方でもインプラントを埋入することが出来るようになりました。また、条件が満たされれば、高齢者でも安全に手術やその後の処置を受けて頂けます。実際にやまのうち歯科医院でも70代や80代でインプラント治療を受け安定した予後の経過がみられるかたもおられます。
Q4. インプラント治療は痛いですか?
A.インプラントの手術時には歯を抜いたり、神経をとったりするときに使うのと同じ注射の局所麻酔剤を使います。もちろん充分な麻酔下で行いますから治療中に痛みを感じることはほとんどありません。ただし、痛覚はなくとも振動やひびく感じは残ります。しかしそれはいわゆる痛みという感覚とは違いますので安心してよいかと思われます。手術後は麻酔が切れた時に多少の痛みや腫れが起こることはありますが、処方された痛み止めを用いることによって解決できる程度の方がほとんどのようです。
Q5. インプラントはどれくらい持ちますか?
A.どれくらい持つかについては、体調や全身状態、お口のケアやメインテナンスの状況、埋入されたインプラントの長さや形態、状態などにより個人差があり難しいとは思いますが、一般的には10年残存率は現在90%を超えています。これは、治療後にもきちんとメインテナンスをうけること、日々のケアをしっかりすること、禁煙する事、丈夫な骨を維持するために栄養や適度な運動を心がけることなどでインプラントが長持ちすることは間違いありません。インプラントの寿命を長持ちさせるためにもぜひ定期的なメインテナンスをしっかりと受けてください。
Q6. 歯ぎしり食いしばりをしていると言われましたがどうすればいいのですか?
A.起きている間に歯ぎしり食いしばり等していれば、食事以外で上下の歯を接触しないように気を付けましょう。歯ぎしり食いしばりはとても強い力がかかるため、歯や歯肉、顎の関節に負担がかかります。さらに、歯が削れたり欠けたりすることもあり、ひどくなると口の開け閉めがしづらくなる事もあります。朝起きた時に違和感がある方や、お口の開け閉めで痛みや音がなるなどの症状がある方は一度ご相談ください。
Q7. 妊娠しているのですが歯の治療はできるのでしょうか?
A.治療することはできます。
できれば、比較的安定している妊娠5~7ヶ月前後の20週~30週頃の安定期が望ましいのですが、気になる際や症状がある場合は我慢しないで来院してください。治療は通常の歯科処置等は行うことが可能ですが、緊急性のない外科処置は避けたほうがいいといわれています。
できれば、比較的安定している妊娠5~7ヶ月前後の20週~30週頃の安定期が望ましいのですが、気になる際や症状がある場合は我慢しないで来院してください。治療は通常の歯科処置等は行うことが可能ですが、緊急性のない外科処置は避けたほうがいいといわれています。
Q8. 妊娠すると歯が悪くなるって本当ですか?
A.妊娠して、歯が悪くなるという人は少なくありません。ただし、赤ちゃんの影響でお母さんの歯が悪くなるというのは間違いです。妊娠中に歯が悪くなる原因としては、つわりで歯磨きが十分にできず、口腔清掃状態が悪化することがあります。妊娠の影響で唾液が酸性に傾いたり食生活が変わってしまうことがあります。女性ホルモンの増加による歯周病菌の増加もあげられます。間食が増えだらだら食事するとお口の中が酸性に傾いてしまいます。お子さんのためにも日頃の歯磨きと定期的な歯科医院での検診をすることが大切で、また妊娠中期以降は歯の治療も安心して出来ますので歯医者さんに診てもらうことも重要です。
Q9. 子どもの歯に隙間があります。大丈夫でしょうか?
A.ほとんど問題ありません。
これは発育空隙と言って、ほぼ2歳半頃に完成した乳歯の歯ならびにはそれ以降のあごの発育に伴いすきまが出てきます、特に4~5歳頃に目立ってきます。この隙間によって下から出てくる大きな永久歯へのはえ替わりをスムーズにするといわれています。心配な方は、かかりつけの歯科医院で定期的に検診することをお勧めします。
これは発育空隙と言って、ほぼ2歳半頃に完成した乳歯の歯ならびにはそれ以降のあごの発育に伴いすきまが出てきます、特に4~5歳頃に目立ってきます。この隙間によって下から出てくる大きな永久歯へのはえ替わりをスムーズにするといわれています。心配な方は、かかりつけの歯科医院で定期的に検診することをお勧めします。
Q10. 子供の歯は生え変わるから虫歯になっても放っておいていいの?
A.だめです。
生え変わるからと言って、子供の虫歯を放っておくと痛みが出ることもあり、抜けたままやかけたままの状態にすると、かみ合わせも崩れることがあります。また、奥歯の虫歯を放っておくと乳歯にある虫歯の菌が永久歯に定着し、永久歯も虫歯のリスクが高くなることがあります。悪くなる前に定期的な虫歯予防を行いましょう。
生え変わるからと言って、子供の虫歯を放っておくと痛みが出ることもあり、抜けたままやかけたままの状態にすると、かみ合わせも崩れることがあります。また、奥歯の虫歯を放っておくと乳歯にある虫歯の菌が永久歯に定着し、永久歯も虫歯のリスクが高くなることがあります。悪くなる前に定期的な虫歯予防を行いましょう。
Q11. むし歯や歯周病にかかっていても矯正できますか?
A.条件より可能です。
歯並びが悪いと歯磨きがうまく出来ないために、虫歯や歯周病になり易くなります。矯正を始める前に検査をして、虫歯や歯周病がある場合には治療をすべて済ませてから矯正治療を始めていきます。
歯並びが悪いと歯磨きがうまく出来ないために、虫歯や歯周病になり易くなります。矯正を始める前に検査をして、虫歯や歯周病がある場合には治療をすべて済ませてから矯正治療を始めていきます。
Q12. 矯正中に痛みはありますか?
A.矯正治療での痛みは、虫歯と違って悪い痛みではありませんが、ワイヤーなどで歯を動かす力が働いているので、歯が浮くような痛みを感じることがあります。個人差がありますが、通常2~3日で治まっていきます。ワイヤー等の交換時少しの間辛抱してください。
Q13. 前歯がガタガタです。ここだけを治療する事は出来ないのでしょうか?
A.結論から申し上げますと可能です。
ただし、前歯にガタガタがあるということは、歯の大きさと顎の大きさに差があるということです。部分的に改善させるといっても限界があり、すべての方に行うことはできません。また、反対側のかみ合わせもあるのできれいに並べても噛めなければ意味がありません。当院で考える矯正は、お口の健康を促すための治療です。
本格的に改善させるには、完全に治せるものではないということをご理解いただきたいと思います。
ただし、前歯にガタガタがあるということは、歯の大きさと顎の大きさに差があるということです。部分的に改善させるといっても限界があり、すべての方に行うことはできません。また、反対側のかみ合わせもあるのできれいに並べても噛めなければ意味がありません。当院で考える矯正は、お口の健康を促すための治療です。
本格的に改善させるには、完全に治せるものではないということをご理解いただきたいと思います。