コラム
2025年05月09日
小児期の歯科アプローチで「食育」をサポート!健康な歯が育む食習慣
子どもの健康な成長には「食育」が欠かせません。そして、**食べる力を支えるのが“歯”**です。幼少期から正しい歯のケアを行うことで、健康な歯並びと咀嚼機能を育み、バランスの取れた食生活につながります。
1. 正しい噛み方を身につける
よく噛むことで消化を助け、脳を活性化させる効果があります。しかし、柔らかい食事が増えた現代では、噛む力が十分に発達しない子どもが増えています。固めの食材(根菜類・ナッツ類など)を取り入れ、「しっかり噛んで食べる」習慣を意識しましょう。
2. むし歯予防で食習慣を守る
むし歯があると痛みで噛むことが難しくなり、偏食の原因にもなります。フッ素入り歯磨き粉を使用し、歯科定期検診を受けることが大切です。特に、生えたての歯はむし歯になりやすいため、シーラントなどの予防処置を活用しましょう。
3. 正しい歯並びが食育につながる
歯並びが悪いと、食べ物をうまく噛めず、消化不良や栄養バランスの偏りにつながります。指しゃぶりや口呼吸などのクセは、早めに歯科医院で相談しましょう。
小児期の歯科アプローチは、将来の健康な食習慣を支える重要なステップです。ぜひ、ご家庭でも意識してみてください!