日本大学松戸歯学部・歯周治療学講座実習へ
~新体制1年目、中山教授のもとでの研修~
先日、日本大学松戸歯学部の歯周治療学講座にて、実習のサポートをさせていただきました。今回の訪問は、日々の診療とは少し異なる環境で、未来の歯科医師たちと触れ合う貴重な機会となりました。
中山教授が率いる新体制のスタート
2025年に中山教授が新たに就任されてから、歯周治療学講座は新しい体制のもとで動き出しています。今年でその1年目。研修体制の刷新や教育方針の再構築など、今後の歯科界を担う若い力を育てる場として、より一層の進化を遂げている印象を受けました。
中山教授は、臨床と研究の両面において高い実績をお持ちで、学生にとって非常に良いお手本となる存在です。現場では学生一人ひとりに対して丁寧な指導をされており、非常に熱意ある教育が印象的でした。
実習の様子と学生の熱意
私が参加した実習では、歯周病の基本的な診査・診断、プロービングやスケーリングの技術指導は昨年行っているので、歯周外科を中心にサポートしました。
学生たちは真剣な眼差しで臨み、疑問点があればすぐに質問する積極的な姿勢が見られ、非常に頼もしく感じました。
歯周病は国民の多くが関係する疾患であり、歯科医師として避けては通れない重要な分野です。
若いうちからしっかりとした知識と技術を身につけておくことが、将来の臨床現場での大きな武器になります。
学びの場としての歯科大学の役割
歯科大学は、知識や技術だけでなく、医療人としての在り方やチーム医療の大切さも学ぶ場です。
今回の実習参加を通じて、私自身も初心に立ち返るような気持ちになりました。そして、未来の歯科界を担う学生たちの成長をサポートできることに、改めてやりがいを感じました。
最後に
これからも機会があれば、こうした教育活動にも積極的に関わっていきたいと思います。学生たちの成長が、将来の歯科医療の質を高める第一歩です。
歯周治療の重要性を正しく伝えること、そしてその魅力を伝えていくことも、私たち臨床家の大切な役割だと感じました。