歯医者
2025年08月19日
歯科医師が短命?イメージの背景と考察
男性歯科医師9,026名の平均死亡年齢は72.8±12.1歳(27〜101歳)ですが、近年になるに従って有意に増加。
歯科医師が「短命」とされる理由として最も大きいのは精神的・身体的ストレスと考えられています。
患者の健康を預かるプレッシャーや、狭い口腔内での繊細な作業が日常的に心身に負担をかけているとも言われています。
実際に、開業医の約4人に1人がうつ状態との調査結果もあり、精神疾患の影響で平均寿命が短くなる可能性が指摘されています。
さらに、診療環境にも問題があるといわれています。
加えて、不自然な姿勢での作業が多く、眼精疲労や肩こり、腰痛なども慢性的に抱えやすく、運動不足による循環器疾患のリスクも高まります。
死因は、心疾患(29.8%)が最も多く,次に悪性新生物(27.8%),脳血管疾患(13.6%),肺炎・気管支炎(9.9%)であり,これら死亡割合の合計は全体の80%以上です。
文献上では、男性歯科医師は日本人男性よりも良好な健康状態にあることが示唆されたようですが、健康なのに早死にするのですね。
ただし、これらの要因が直接「短命」につながるかは明確にされておらず、逆に平均寿命が長いというデータも存在します。
とはいえ、歯科医師自身が精神的・身体的な疲労感を強く感じている現状が、「短命」のイメージを作っている可能性がありますね。
皆さんも体調に気を付けてお過ごしください。