インプラント治療
コラム
2025年04月08日
若くして歯がなくなってしまった方
若くして歯がなくなってしまった方はいらっしゃいます。
失ってしまった理由には様々な原因があり、先天的に無かった方、虫歯でなくなった方、歯周病で歯がなくなった方、事故で歯を失った方などがあります。
30代で歯を失う割合はどれくらいなのでしょうか?
厚生労働省が行った歯科疾患実態調査によると、30代では約7割の人が歯を1本以上失っていることがわかっています。
具体的には、35〜44歳の年齢層で、歯を失った人の割合は男性で78.4%、女性で71.4%となっています。
意外といらっしゃることがわかりますね。
私だけと思って、恥ずかしいから歯医者に行きたくないなんて方もいらっしゃいます。
そうして、歯を失って受診された若い方に、入れ歯をご提案すると驚かれることがあります。
30代、40代の方は、「入れ歯はお年寄りの治療」とお考えになっていたり、「歯を失った=インプラント」とお考えになっていたりして、最初から入れ歯治療を選択肢から除外されていることが少なくありません。
しかし当院では、年齢にかかわらず、入れ歯もインプラントと横一線で検討すべき治療法だと考えられています。
実際に、30代、40代の方で部分入れ歯または総入れ歯を使用されている患者さんは60万人にいるといわれています。
「まわりに入れ歯をしている若い人はいない」と感じるかもしれませんが、それだけ多くの方に愛用され、また見た目や機能性に優れた入れ歯が誕生しているということでもあります。
入れ歯にしてみたいのでもっと詳しく話をきいてみたい、入れ歯とインプラントでまだ迷っているという方は、ぜひ一度、歯医者ににご相談してください。