コラム
2019年11月30日
日本障害者歯科学会 学術大会
やまのうち歯科医院の山之内です。
日本障害者歯科学会にてポスター発表してきました。
11月23日、24日に岐阜県にて日本障害者歯科学会に行ってきました。
そこで、学会発表を行ってきました。
歯周病学会での発表は何度も行ってきましたが、日本障害者歯科学会での発表は初めてでしたので緊張しました。
と言っても、ポスターでの発表ですし質問に答えるのが主なのでやることはあまりありません。
障害者歯科は、皆様にあまり関与しないと思われがちですが、医療の分野では関与する範囲は広く、先天的な疾患をお持ちな方はもちろん、事故や、病気で障害を抱えた方や、認知症や寝たきりの方も対象になります。
現在日本は、超高齢社会になっていますので、この分野は切っても切れない分野になってくると思われます。
現在、栃木県で認定歯科医師を増やしています。
歯科医院を決める際のひとつの指標になればいいかと思います。
上記の会場は、医療倫理の講習会場です。
人に対しての研究をするならば、申請する必要が出ます。
当たり前の感じがしますが、治験やヒトの細胞、もちろんiPS細胞を人に使用した研究はもちろんのこと、アンケートや既存治療法の効果についても発表するのであれば、申請する必要があるようですね。
いままで、口頭で学会の資料として使用してもいいかを確認したことも書面で書く必要なこともあるようですね。
もちろん、個人を特定するような情報を出すことは絶対にありえません。
倫理審査の内容は、文部科学省、厚生労働省からの指針によるものなので、日本の学会は、全てこの指針に従わなければなりません。
学術として使用するからサインくださいと言われてもびっくりしないでくださいね。