エビデンス ベースト メディシン(evidence based medicine)
やまのうち歯科医院のチエミです。
秋が深まってきましたので、クールな女性を装って「素敵」って言われたいと思っています。
職場ではスタッフさんにいろいろ教えてあげる立場なんですが、
四半世紀以上医療に携わっている先輩として負けてはいられないと、可能な限り横文字を交えて会話をしています。
職場でも意識して横文字を取り入れているので、スタッフからは尊敬の眼差しで見られております、たぶん。
チエミ「医療従事者として、とりあえずエビダンスをマスターして」
スタッフ「チエミさん。それ、エビデンスです」
チエミ「そうか? じゃあ、それをマスターしてくれ」
スタッフ「マスターするものじゃないです!」
チエミ「じゃあ、なにするのさ?」
スタッフ「利用するのですよ!」
チエミ「海老業者か!?」
スタッフ「そもそも海老じゃないです!」
チエミ「でも、今流行ってる『Shall we ダンス?』の派生でしょ?」
スタッフ「いろいろおかしいのですが、一つだけ、もう20年以上も前の話で最近ではありませんよ!」
チエミ「平成までは『最近』じゃね?」
スタッフ「私、平成生まれですよ!?平成終わりましたよ」
チエミ「テレビを見ないから、流行りに疎くてねぇ」
スタッフ「テレビ見ないんですか?」
チエミ「見てないね。たまに観ようと思った時は『テレビ、テレビ』って探すくらい」と、このように横文字を華麗に使いこなせると、知的に見える一例ですね。
この冬は、知的に「素敵!!」って言われるクールジャパンな女性を目指します!
説明が不足しているので、院長が説明追加します。
エビデンスベースドメディシン(EBM)とは、医療において最善の医療行為を行うために、科学的に確立された証拠(エビデンス)を使用する医療のアプローチです。
EBMは、患者の健康状態や治療効果を測定するための科学的方法論に基づいており、患者のニーズや価値観を尊重し、医療の意思決定において重要な役割を果たします。
EBMは、ランダム化比較試験やコホート研究などの科学的研究の結果を活用して、最適な診断や治療を選択することを目的としています。
EBMの考え方は、医療の質を向上させ、患者の安全性を確保するために重要な役割を果たしています。
しかし、EBMのアプローチは、患者の状態や治療法に関する証拠が不十分な場合には限界があることも覚えておく必要があります。
また、EBMには高いものから低いものまであるので注意が必要です。
専門家の意見から、明確に作られたクエスチョンに対し、系統的で明示的な方法を用いて、適切な研究を同定、選択、評価を行なうシステマティックレビューまであります。