栃木県歯科医師会学会

栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

11月3に日にウェブと対面講演を行った栃木県歯科医師会学会に出席しました。

午前中は、栃木県の歯科医師等の口腔にかかわる学会発表を行い、午後に講演を行う形式となっています。

講演内容は、日本の高齢者に対して歯科は何を診ればいいのかというタイトルです。

現在日本の高齢化率は現在29.1%(2021年)に達していて、今後も増加の一途をたどり2060年には39.9%になると推計されています。

 

歯があると生命予後がいい

生命予後というのは、寿命と考えていいと思います。

歯が多くあると長生きする傾向にあることは以前から言われてきました。

そのため、悪くならないようにするため予防治療を行いましょうという考えに至ります。

では、歯がなくなってしまった方はどうなのでしょうか?

歯がないと長生きできないのであれば、歯医者の治療は意味がないのではないのでしょうか?

そのようなことはありませんでした。

機能している歯、入れ歯やインプラントなどの機能する入れ歯等使う事により長生きすることがわかってきました。

歯がない状態でも、しっかり入れ歯を使っていれば、長生きする傾向があることがわかりました。

最初に行っていましたが、長生きするだけでは困ります。

健康でなければいけません。

歯が多い方は機能している方は介護状態が良好なことがあるそうです。

歯がなくとも、機能している入れ歯があれば、介護も少なくなる傾向があることもわかりました。

入れ歯やインプラントなどの機能する入れ歯等使う事により長生きし、介護を受けにくくなるということですね。

 

フレイルということががあります。

フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります。

オーラルフレイルという言葉もあります。

「オーラルフレイル」は、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。

これら概念は東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授、飯島勝矢教授らによる大規模健康調査(縦断追跡コホート研究)等の厚生労働科学研究によって示され、この研究をきっかけにさまざまな検討が進められています。

この「オーラルフレイル」とは、健康と機能障害との中間にあり、よくなることができることが大きな特徴の一つです。

つまり早めに気づき適切な対応をすることでより健康に近づきます。

この「オーラルフレイル」の始まりは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすく、気が付きにくい特徴があるため注意が必要です。

口腔機能低下症になると、入れ歯がない方は義歯を作成し、摂食嚥下の機能回復の治療を行うことにより、大抵の人は改善します。

改善することにより、口腔内がきれいになり良くなったとの報告があります。

体重などの全身状態は、6ヶ月程度差は無いので長期経過観察が必要ですね。

ただし、口腔低下症ではないものはあまり変わらない傾向にあります。

これは、管理栄養士が足りない、

 

機能歯を増やす事によって寿命と健康寿命が伸びる

 

20本を切ると一気に加速して歯が無くなる傾向があるとのことです。

結果論ですが、8020はこのような点でも数字目標としてよいのではないでしょうか。

 

なる前に口腔機能低下症を診察して改善し、維持することが重要

 

フレイル予防

低栄養

補綴と栄養指導を行う

衛生士学校で育てる

 

低栄養の診査法

BMIや体重減少率があります。

簡単にできる方法なのでおこないましょう。

若いうちは過剰摂取を制限し、高齢になってくるとたくさん食事をとることが重要になります。

瀬戸内寂聴さんも、肉や季節のものやコース料理も食べていたそうです。

 

舌圧(舌の強さ)は、握力と連動しており噛む力とも連動してるとも言われています。

そのため、舌圧や咬合力の診察を受け、口腔低下症の方であれば入れ歯や治療を行うことによって改善傾向になります。

 

口腔機能低下症で最も怖い点は、明らかな症状がないため気づかないうちに進行してしまうことです。

むせたり、せき込んだりする方も口腔低下症になっている可能性がありますが、不顕性の誤嚥が出ることもしばしばあります。

その時は「声がれ」、「しわがれ声」のような声が 様々な程度の声がれを総称して嗄声と呼ばれる症状が出ることがあります。

気を付けてみてください。

そのため、口腔低下症であることを気づかせることが重要になります。

歯医者に行くことは、

食事をおいしく食べ。

人との会話を楽しみ。

表情豊かにすること。

健康と健康寿命の為に歯医者に行くことが重要になります。

運動することも重要になります。

そうです、雀宮では毎年恒例のちゅんちゅんウォークを行っているので、雀宮の方はぜひ受けましょう。

今年はもう終了しましたが、毎年行っているのでやってみてはいかがでしょうか?

 

栃木県の研修会に興味がある方は下記をクリックしてください。

第38回栃歯共催・県央四歯科医師会合同学術研修会

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