症例紹介

10代男性「歯並びが気になる」咬合誘導で改善した症例

栃木県宇都宮市兵庫塚町の歯医者 やまのうち歯科医院の山之内です。

10代男性「歯並びが気になる」咬合誘導で改善した症例です。

咬合誘導とは、歯列矯正治療において、正しい咬み合わせを形成するために行われる処置のことです。
咬合誘導には、歯列矯正装置を用いたものや、歯の削り込みなどの歯科治療によるものがあります。
具体的には、歯列矯正装置を用いた咬合誘導では、歯を動かす力を加えることで歯の位置を調整し、正しい咬み合わせを形成するように導きます。歯の削り込みによる咬合誘導では、歯を削り込むことで、歯の高さや形状を変え、正しい咬み合わせを形成するように導きます。
咬合誘導は、咬み合わせの問題を解消するだけでなく、口腔内の健康維持や、咀嚼機能の向上、音声の発声能力の改善などにも効果があります。歯列矯正治療を受ける際には、咬合誘導の必要性や方法について、歯科医師と相談することが重要です。

ケースタイトル 10代男性「歯並びが気になる」咬合誘導で改善した症例
年齢・性別 10代男性
ご相談内容 「歯並びがきになる」と、ご両親と一緒に当院へご相談に来られました。
永久歯が生えてきたとき上下の歯並びがずれていて、歯が生えるスペースが少ないことが心配で来院されました。
カウンセリング・診断結果 診察したところ、上下とも永久歯が生えるスペースが少なく、このままではより歯並びが凸凹になる可能性がありました。
大きな虫歯はありませんでした。
行ったご提案・治療内容 固定式で裏側から広げるようにする装置の相談もしましたが、運動部をしているため、運動中は装置をつけたくないということなので、取り外し式の拡大床となりました。
取り外せるので虫歯や歯肉炎の心配はありませんが、使用する時間が短いと効果が出ません。
術後の経過・現在の様子 術後の経過は良好で、現在も定期的なメインテナンスで通院されています。
後戻り等の問題もありませんでした。

 

治療期間 約28か月
治療回数 20回
総額治療費の目安 上下の拡大床

1床5万(税込5.5万)

計 10万(税込11万)

治療のリスクについて 拡大症のみで歯並びを完全に並べることはできません。

かみ合わせを誘導し一部は顎を広げ歯の軸を立てることにより歯が入るスペースを広げることによってスペースを作ることになります。それでも歯並びが気になる方は、通常矯正を行います。
拡大症は、通常矯正の期間を短くしたり、抜歯などの外科治療を少なくするためでもあります。

やまのうち歯科医院 院長より 「歯並びが気になる」とのご希望は、非常に多いご相談の1つです。
歯並びが悪いと磨きずらく歯周病や虫歯になりやすくもなります。しっかりと磨くことができないと、さらに増悪してしまいます。
そうなる前に、一度歯医者に相談してみませんか?
気になる方は一度ご相談ください。

スペースを作るために歯の軸を起こしてスペースを作りまし。
それでも足りない場合は歯を研磨してスペースを作ることもあります。

治療前

治療中

 

治療後

以上のように、完全な歯並びとはなりませんが、抜歯や外科治療が必要なくなるほどの状態にすることはできます。
本症例は、本人が気にならなくなったため終了となりましたが、この後、部分矯正や全顎矯正を行うことができます。

ほかの症例について気になる方は下記をクリックしてください。
10代女性「歯並びが気になる」咬合誘導で改善した症例

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